冬木立五重塔の聳えけり 正岡子規
どこの土地で詠んだのか知らないが、子規と五重塔といえば法隆寺を連想させる。「柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺」が有名な句であるからだ。事実、明治28年10月に奈良と斑鳩の里の法隆寺を3日間訪ねている。法隆寺の塔は西院伽藍(がらん)に立つ飛鳥時代の国宝で、優美な姿を松の木立に見せる。
どこの土地で詠んだのか知らないが、子規と五重塔といえば法隆寺を連想させる。「柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺」が有名な句であるからだ。事実、明治28年10月に奈良と斑鳩の里の法隆寺を3日間訪ねている。法隆寺の塔は西院伽藍(がらん)に立つ飛鳥時代の国宝で、優美な姿を松の木立に見せる。