鶯を時折聞きて広々と
見上ぐる土手に連なる桜 樋田哲仙
木津川と宇治川の土手となる背割堤は雄大で古木の桜が根元よりも枝を低く垂れて覆いかぶさり壮観である。土手下から仰ぎ見ると、巨大な竜の胴にも見えて最高となる。また、土手のうねりを、そのままに表わす景観は他所には見られない豪華さを存分に発揮している。近くにありながら、これまで知らなかったことが不思議である。
見上ぐる土手に連なる桜 樋田哲仙
木津川と宇治川の土手となる背割堤は雄大で古木の桜が根元よりも枝を低く垂れて覆いかぶさり壮観である。土手下から仰ぎ見ると、巨大な竜の胴にも見えて最高となる。また、土手のうねりを、そのままに表わす景観は他所には見られない豪華さを存分に発揮している。近くにありながら、これまで知らなかったことが不思議である。