気の晴れてそぞろに歩く満開の
背割堤の桜並木は 樋田哲仙
私鉄の最寄り駅にはリュックを背にした中高年が団体のごとくに降り立った。京阪電鉄八幡市駅のことである。桂川、宇治川、木津川の三川合流地点にある背割堤の桜が目的である。平日ながら、全員が一定方向へ向かう。桜は1・4㌔、249本の古木が二列に並んでいてトンネルを作っている。土手はゆったりとくねりながら、その中を抜け、土手下をも歩けるので、豪華さはこの上ないく。
背割堤の桜並木は 樋田哲仙
私鉄の最寄り駅にはリュックを背にした中高年が団体のごとくに降り立った。京阪電鉄八幡市駅のことである。桂川、宇治川、木津川の三川合流地点にある背割堤の桜が目的である。平日ながら、全員が一定方向へ向かう。桜は1・4㌔、249本の古木が二列に並んでいてトンネルを作っている。土手はゆったりとくねりながら、その中を抜け、土手下をも歩けるので、豪華さはこの上ないく。