哲仙の水墨画

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古今集第二百六十五番誰がための(書)

2012-04-25 06:31:05 | 
誰がための錦なればか秋霧の
佐保の山べをたちかすむらむ      紀友則

 佐保山のもみじはは誰のために織りなした錦なのだろう。秋霧は自分だけに与えられたもの思い込んで、山一帯に立ち込め紅葉を我々の目から隠しているだろうか。