ツバメが飛び交う野(水墨画) 2012-04-26 06:07:39 | 水墨画 海原の疲れもみせず軽がると 川面掠めて飛ぶ燕かな 樋田哲仙 小さな体で大海原を渡来して、日本各地では頻繁に見られるようになった。もう一か月余を過ぎているので当然である。野だけでなく、街中でも低く楽しげに鳴きながら飛ぶ。餌となる虫など街にはいないと思うが、それでもよく見かける。だが、風をながら切って軽々と飛ぶ様が似合うのは、やはり野山である気がする。