おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

むずかしいなあ

2008-03-21 | ■ サマザマな おはなし


法科大学院

みなさんも 耳にしたことがあるとおもうのですが

この制度 いろいろと問題があり

やや 危うくなってきています


どうしてこの厳めしい名の学校ができたのか


私がまだ若かりし頃から 司法試験界には問題山積で

一番は 法曹界の若返りを目指すことでした 簡単に言えばですが


苦労して入学し 4年制の法学部を卒業し

それから 当然のように受験専門の司法試験予備校に通い

そこでもサンザン年月を使い 合格が30歳(平均)


そして司法研修所で2年

実務に就くのは・・・



こういう世界だったのです


今も基本的には なんら 変わりません

無理やり若返りを図ろうとし いわば お金持ちしか受験できないような

法科大学院出身だけが受験できるような とにかく1歳でも平均合格年齢を下げる体制をとりました

その途中にも いろいろスッタモンダがあり

私の考えでは ん十年後くらいには また 元のような仕組みに戻りそうかなと思いきや 

もはや 改革?


3年後くらいには とにかく 法科大學出でなくても相応の学力があれば

司法試験受験は可能になりそうな気配とのこと


やはりね という感じ


世の中には 人生いろいろの世界もあるのです いろいろの事情を抱え
それでも勉強したい人も・・・・たくさん いるのです

現行の受験の仕組み まるで パズル

旧試験・新試験・このケースあのケースの受験回数等など・・・・

受験願書を審査する事務の方がた  可愛そうなくらいの複雑さ


泣き言を言っているのではありません


その立場にある 有名大学教授とか法務省等のお役人さん方

どうぞ せめて給料に似合ったものの考え方をしてください

世の中には あなたたちの四分の一以下の収入で
あなたたちの倍以上の労苦を強いられているのだろう方たちが
大勢いるのです
(そんな境遇のなか 人間的にとてもかなわないような素敵な方が
 たくさんいますね)

今日はどうしてこの話題か

制度なんかに負けず かんばって 事業知識を磨こう



あらためて 思ったのでした
(なかなか来ない 本物の春を待ち望みながら)


さあー 

お勉強もするぞー