おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

2008-05-30 | ■ サマザマな おはなし


絵を観たいと感じるとき

私の場合は 少しの間 非日常の時に触れたい

そんなふうな状態のとき


仕事が長引いて頭がボーッとしてるときとか
意識的に気分転換をはかろうとしているときとか
連続の動に飽き静を欲しがっているとき

そうすると 好みの主題も自ずから決まり
やや具象的な風景画 あたりが最適ということに

抽象画だと 妙に頭がいろいろと想像しまくり心も休まらず

完璧な具象画だと 現実味がどうしてもつきまとい

しかも 人物が描かれていたりすると余計
非日常から距離がなくなる感じで

結局 やや具象的な風景画あたりに落ち着きます(モチロン例外もあり
他の画題のもののなかにも大好きなものがあります)



ところが 意外なきっかけから 人物が主題ともとれるある絵が
近頃の楽しみになっています

    
作品名:THIS IS
作者名:板谷諭使さん
製作年:1993年

油彩だそうで 北海道ジャズ物語(つげ書房新社)という
本の表紙に載ってました

いろいろと権利上のことから 言葉だけの記事になってますが
JAZZ喫茶で時を過ごす 店のマスター?ら5人の男性と謎の女性1人(たぶん店の従業員の方かも)を描いた 素敵な雰囲気の絵です

JAZZが好きな私だから 納得するのかもしれません(いつもの私なら
これほど人物が登場する絵は好みではないはずなので)

勝手なもので ゴッホの絵に登場する人物は観ていて心が和むのです
あの 独特の青の背景と服のゴッホ本人の苦悩?の自画像さえ


ここでも 最後は 各人の好みがすべてのような

好み 

以前にも書きましたが 
なんとも不可解な興味の尽きない言葉です

[THIS IS]

仕事場の机の上に飾り 眺めさせていただいています
《今夜はマイルスのリラクシン
あたりが流れていそう》

釧路に この絵の題名になっている This is というJAZZ喫茶があり昨年行ったのですが 
その晩はライブでした


                     







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