おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

今さらながら ですが 管理運営の学習のこと

2021-02-15 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

〔専門用語の正しい意味 とか ことの流れのおおよその相場 とかの類のことを

スッキリと省いて 一気に記して 概ねのことを述べてみますので どうぞ 容赦を

お願いいたします〕

 

 

管理組合における一大行事として 大規模修繕工事の実行 というものがあります

そこで登場するのが どのような工事を どのくらいの出費で どこへ頼むか という

課題です

 

 

ある管理組合執行部の言葉

『 ○○工事会社に 任せるにしても ヤハリ心配なので その工事会社を見張るという

意味合いからも △△設計監理事務所と契約して 設計監理方式とやらにしようかと・・ 

 

それにしても 大規模修繕とはソモソモ ドンナ流れで どのような課題があるのかさえ

わかっていない執行部

なのだから そのあたりの手ほどきを 管理会社に訊いてみようかとも 考えています
(委託契約の項目外なら その分の別契約料を払ってもよいから)

 

・・・ デモ あらためて考えてみると その最終的な監視役という立場の設計監理事務所

に マカセキリ というのも

・・・・ナンダカ 心配 ? 最終監視役を さらに監視する仕組みって ないのかなー

 

関係するさまざまなこと イロイロ 疑問が浮かんでくるし 

クレーマーのことで相談したことがあるマンション管理士にでも とにかく 訊いてみようか ?

ということで 大勢でスミマセンが 訪問しました 』

 

当事者の登場ごとに その新登場者を 監視監理する立場の者を据付ける必要がある ?

というような 心配の循環 ? が あるような ないような・・・

 

こういう相談をされると 思われてくるのは 頻繁に改正が続いた(これからも それが続くであろう)
会社法

あたりの歴史です

株主総会・監査役・監査役会・会計参与・会計監査人・社外取締役・執行役・指名委員会等設置会社

監査等委員会設置会社・親子会社関係監視

○○を置くなら□□ をも置かねばならない 式の 変遷の連続 の ような・・・

例えば 
公開会社になるなら ⇒ 取締役会を置かねばならない⇒ 取締役会を置くなら 指名委員会等設置
あるいは監査等委員会設置でない限り 監査役を置かねばならない・・・・ というような

ようするに 組織内の監視体制のあり方は どうあるべきかの検討の連続です 

 

より好い体制をつくるために A は 必須だ 

では そのAの言動のあり方が妥当かそうでないか監視・看視するには どういう仕組みが必要なのだ 

というようなことの循環 みたいな・・・

でも ソモソモの大元は というと 役員を選ぶ株主総会 そして それを構成している各々の株主

ではないのか  たとえ これでもか これではどうだ と 機関のあり方の改めの行動が連続しよう

がしまいが

であるなら 株主各自が それなりの務めと努めをしつつ 監視/看視の要であり続けるのが 本流なの

ではないのか とも言えそうな・・・

 

 

管理組合についても 同じようなことが問われるのではないのかなー と 思ってしまうのです

基本は 管理組合員各々の 管理運営能力の向上の心を育み継続することこそが 全ての要だ

と思われるのです が・・・
〔理想論 ではありましょうが 理想とされているということは それが つまるところの目標であろうこと

とも 思われもするのです〕

 

資産管理(監理)団体構成員集合の形をとって できる限りの 正当妥当監視・看視の姿をとることも 

タイセツなことだ

と考えます
( どのような依頼体制を採用し契約を交わそうとも 言うまでもなく 正当に妥当に契約履行を看視の
 団体としての
姿勢を保つことは 必要なことです     
 そのためにも サマザマな学習 とても有意なことと思われるのです(可能な限り であったとしても)
 大規模修繕の場面でも 当然 あてはまることだと考えます

 < 何億円というレベルの大規模修繕工事というような大行事に 個々の組合員自体がどのように
  関わるべきかなどと そもそも 議論することこそ オコガマシイ >
 などとの心であるなら 資産
  管理団体の一員として すこしばかり 淋しすぎるのではないでしょうか ? 
  いかがでしょう ?

  モチロン 学習意欲の高い方も 多くおられる管理組合もあるのでしょうが・・・・ 

  実務上 いろいろ考えさせられたりしたことがありましたので おおまかでスミマセン が 述べて

  みました

 

  ということで 極くシンプルに言ってしまうと これ以上はないと決断して これはと思える どのよ

  うなコースを選んだとしても

  選定終了で一件落着とはいかず 資産管理団体として シッカリと見詰め続ける必要は どんな

  場面でも求められるべき であるし そのための力となるような学習も必要なのではないか とい

  うこと です

  

 今さらながら ですが

  管理組合は 自己責任の 私的自治原則の団体 です
  管理運営の知識は サマザマな手法で 各々 可能な限り まず自身が育んで それらを結集して
  いくべきが 本来の姿 なのでは
 ( そもそもが 私的自治を採る
  人の集まり 
  つまり 私的 団体
 
  なのですから ) 

 


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