おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

マンション人事案件

2017-05-08 | マンション〔機関アレコレ〕

 

久しぶりのブログ

なんだかんだと あっという間の 五月

 

『立候補って 絶対に強いですよね・・・』

“ ? ? ? ”

 

マンションの役員任期は 一年制 が 圧倒的に多い ようだ

あっという間の 365日

任期満了で ホッとする役員面々  

一方で 

『辞めたくない もの足りない・・・ 
というより 定年後の生きがいにしたいほどだ』 という方も
主として ヤング高齢者世代(変な表現だが)を筆頭に 
ケッコウ多く見られ

 

おおよその管理規約(標準管理規約においての趣旨も)
【・・ 役員は 総会にて選任 ・・・】

人事案件は 現執行部が 時期役員候補
議案として総会に提出し 組織としての管理組合承認
を得るという仕組み

輪番制 ・ 推薦制 ・ 立候補制 も 冷静に捉えると

あくまで その議題として載せる素材づくりの 
いわば契機たる仕組みにすぎない はずだと考えるが

別な面から見ると 
≪立候補 イコール 時期役員としての認知確定≫
などというものでは けっしてないはず

なんとなく ここらあたりのことを 組織として捉えきっていない
管理組合が チ ラ ホ ラ

威勢のいい?自己アピール満載 ハッタリ度異常 
しかし 誠実度イマイチ 組合ルール理解度 不安すぎる
という組合員に 流されているような場面も 
ありそうな・・

 

いかにもふさわしくない御仁の意気揚々の立候補 
まして
通常理事同士における互選での理事長職にさえ 立候補

そうした勢い というか 威圧に 組織がズルズル流されて・・・
定期総会での人事案件議案は いわば
報告事項レベルの扱い?
というような雰囲気

 

人事に関する曖昧な運用を 明確にするべく
従来の根拠曖昧立候補最優先あたりの弊害を 正すべく
総会での吟味を加えること必須 とする扱いに対し
<なにゆえ慣例をやぶっての 一名ごとの承認
を採るのだ 我輩を排除しようとする 村八分的策謀だ>
と文句を言う場面が生じてしまうのは 
いかがなものなのか・・・・曖昧にしてきた組織自体の責任も
問題ありだが・・・

 

というような なんともハッキリしないボヤーッとした運用での
人事の けっこう多いことに 驚き 

いつも申し上げますが 何十億という資産管理の最前線役員
を選ぶ場面においてさえ こうしたボンヤリ具合
長年の慣例任せ 不思議で 不安で 仕方がありません

 

::::: 立候補してくれるなんて ありがたいと 思わなきゃ
その方に 失礼でしょうが ::::

と放任するのだけは 避けなければいけません

 

顧問の意見など 無視 というより 理解できない御仁も
世には おられるのですヨ

 

さて 学習 学習

たしかに 標準管理規約にも 意味曖昧 ともとれる箇所が
あると思うのです

一例

コメントで 「 任期途中で役員の欠けたことに対応するため 
理事会の決議にて
選任できる と規約に規定・・・」などとありますが
これは 本来は総会での選任であるべきなのだが 
あらためて招集手続 等々 たいへんなので
そうしたことへの手続き上の利便を考慮しての仕組みで
あるという意味合いのことにすぎず 一切理事会権限での任意選任を
許しきる意味合いではない
と理解していますが・・・(輪番制などが長年慣例になっているなら 
そういったものを尊重しながら穴を埋める という配慮が要請される
のであり 現理事会状況に都合のよい人物をアッサリとチョイスして
片付けてしまう 
というような
運用は
不当) 」

それと 「選任」 と 「選定」 との使い分け を ほとんど意識していない
ような具合で・・・(少々 繊細さに欠けると と思ったりするのだけれども)