新しい部門の業務の打ち合わせがあったり
やや遠方での会合のスケジュール合わせがあったり
兄弟家族との遠出があったり
我が事務所への来客が急遽予定表に組み込まれたり
などなどで お盆前(もう その時期突入なのかな? そういったことに
疎いので…) やや 輻輳
13日は 埼玉県に近接のマンション管理組合訪問があったりしています
先日 墓参をすませていてよかった というところです
故郷の地では ミンミンゼミ ツクツクホウシも啼いていました
忙しいような そうでもないような 込み入った案件に囲まれているような
いや 実は それほど入り組んだ問題では無いような という塩梅の
なんだか 魑魅魍魎ワンダーランドにいる感じ? の この頃です
そんなふうに思えてしまった原因のひとつは 己の持つ業務知識の精度の
無さ からくるものでした
法人法における監事 & 会社法の監査役
後者のうちの権限限定の範囲の者を例外として かつ 特殊ケースを除いて
各々 理事会 & 取締役会への出席は 義務 なのでした
決して 出席は任意というものではありません(法人法101条・197条 会社法383条)
この ある意味簡潔な大原則を曖昧にしていたばかりに 余計な辿り道の回路
に入ってしまったことで 余分な調査が増え 非効率な作業になってしまっていた
のでした
典型的な単純ミスの一種
このような部分の知識が やや 不安定になっているとは 自身 ガッカリ でした
おおいに反省 さっそく 数種の基本書で 再確認 周辺知識も整理
それにしても 今さらながら 知識の定着への努めを油断することの恐ろしさを
味あわされた 先日
恥ずかしいやら
情けないやら・・・
さて マンション関係のことでも 調べもの発生
管理会社と顧問先管理組合の業務委託契約内容の再々確認です
通常は おおよそ 標準的内容でほぼ統一されている という感ありますが
ここでも 単純ミスは厳禁 先入観念は禁物
顧問としては 念入りに 更に 契約内容を読破しなければなりません それも
重要な顧問業務の基礎部分ですから
マンション住人さんの中には [ 管理会社さんは マンション内の住人間のトラブル
処理も当然してくれるものだ ] との独断的理解の下に 「なんとか解決のため尽力
してよ お仕事のうちなんでしょ 当家の代わりに相手さん部屋に申し入れてきてヨ」と
トラブル現場で喚くような方がいたりして
そんな場合 私は 『 受任者として できることとできないこと なすべきことと
なすことがマンション管理組合にとってむしろマイナスとなることを見極め
最初の対応が肝心 』 と
率直に言うことにしています
管理会社間の競争が激しく 住人さんの機嫌を損なっては営業上得策ではない
との配慮し過ぎからか いわゆるクレーマー的住人さんからの いかがなものか
と思われるような無理難題 要求に 毅然として
明確に『そこまでのことは当社は関与義務はありません というか 介入できません
本来 管理組合さん 住人さん間で 自らが処理解決していくべきことです』
と 言える方が少なく
クレーマーさん独特の無理難題要請に掻き回されることが担当管理会社社員さんに
散見されるのでしたが こうしたことは けっして 関係者間に 好い結果を生まないこと
多しです
もっとも 顧問としては 問題解決のため 解決者としてよりも まずは解説者
つまり 区分所有法やマンション管理適正化関係の法規・法制知識をもって
徒に誤解の絡む問題に広がることの無いように尽力したり また 妥当な解決
のための可能な限りの知識を参考資料として示したり
話し合いの進行役を第三者的公平に担ったり
妥当範囲の関与でお付き合いさせていただくことはあります
もちろん 要請があって 徹底的に第三者的立場を貫きながら
その場合 決め手は まずは双方主張していることの事実の確認 &
情報の共有 & 聴聞・弁明ともいう
べきことの平等機会付与
なにより 単に言葉のやりとりではなく ≪妥当な解決を双方ともが意識し続けての≫
会話 であること
できるかぎりの理性を保ちながらの 会話
それらが肝要
現実には そうとう困難なことではありますが でも これらに尽きる と 思っています
ごくまとめて言うと 着地点を意識して 情報を共有して 理性を保つよう努力しながら
会話を徹する
そんなことなんだろう と しみじみ思っています
さて 明後日の新規訪問の準備もあるし 作業開始
すこしだけ 事務所内気温も下がっていますが
それにしても 暑いー
真夏なんだから 当然
ですが 凡人は いくつになっても 悟りきれないどころか
悟ろうとする気構えを持ち合わせることもできないでいます
皆さま 体調管理 お気をつけなさってください
(一部 以前の記事を参考にしている箇所があります ご容赦をお願いいたします)