先日も記しましたが
10月は私の所属する会でも 無料相談会が盛んに催される
時季です
10日は、電話相談担当で 5時間ほど務めました
どこの会場でも 最近特に多いのは
相続に関する相談です
若い頃から
次のような思いがありました
人それぞれ 思いがけず?も 人生という舞台に登場する
どんな役を得ることができるかは 当人にはわからない
脚本も 舞台監督も 演技者連も かかわってくれる大道具さんも
そもそも演ずるべき役が
おりてくるのかさえ 闇の中
でも これだけは言えそう いや 言えなくてはならないはず
舞台を踏んでみたいなー と希望するものに 場を与えてみる
チャンスはとっておいてあげるべき
希望する役どころを 一部の者だけが占め
そもそもオーデションの会場にたどりつける者が
限定された枠の申し込み料を払える
特例扱いの新人だけ
などというのでは 観衆に感動を与えられるステージは
望むべくもないかもしれない
だから せめて 人生のスタートラインはなんらのハンディキャップのない一直線であってほしいものだ
素敵な 感動ある舞台の実現のため
同じルールで 同じスタートラインなら
お互いを励ましながら 精一杯生き切るかも知れない
相手をも讃えながら
相続制度には もちろん正当な理由ともいえる部分もある
関係者に 自らの財の連続的な運用を託すことにも意義はある
かもしれない
だが
その財の連続に あまねくあるべき公正のために限度を設けることも 否定されることではない
区分けされてはいない 皆が公正に使える人生という舞台の上に立つことを夢見る若人を落胆させないような仕組みの
相続制であってほしいし
それがとても とても 困難なら むしろ相続制は
いらないかも?しれない
というような思いをズーッと持ち続けてきました
もっとも 私個人は 受け継ぐ財も
与える財も無いので
巷の素浪人でいられるのです が