憲法の基本書を読んでいて どうにも理解できないところが
あり 補助者さんの立場で(女性からの視点で)は如何な
ものかと 助力を乞いました
婚姻可能年齢の差
待婚期間の合理性
どうして女性は16歳なのに男性は18歳が婚姻可能年齢なのか?
どうして再婚まで半年も待たねばならぬのか?
ある依頼事件を思い 不意に強くなった疑問でした
特に 学説にも100日で十分という待婚期間説もあり
生理学的なことが不案内なこともあり補助者さんに意見を求めたのです
女性からすると 100日でもまず先夫との子か否かの判断は
十分可能 現代医学水準からして以前よりも より合理的に説明可ではないか とのこと
女性の立場からして 離婚後の待機期間は
ある意味 重圧の期間かも? 再婚予定の男性の心変わりに半年は十分すぎる?(けっして 揶揄の意味ではありません)
同様な不安は 男性側にも生じ得ること
そんなことも思ってしまいます
(もちろん 生まれてくる子の尊重第一ですが)
そのような立場にいる方にとっては 迷惑な記事かもしれませんが 率直に言って極めてあいまいな基準の法条であることは否定できないとも言えそう
上記の二つの問題以外にも 女性の人権の問題に関し
(同時に男性側の問題でもある)私自身 理解し尽くすまでにはまだまだ時間を要する感じです
ただ 女性だ ということだけで男性より劣るなんぞと思ったことは一度たりともなかったはず・・・
もっとも 女性のほうが優れているなどとのきめつけもしたことも
する必要もありませんが
人間として 同位
当然と言えば 当然
が
未だに 女のくせにという観点で物事をすすめる人たちがいることも散見し
そのように生きてきたのだ 皇室典範を見てもわかるだろう
などという説明には
とても とても 違和感を覚えます
まったくのところ 男尊女卑思想の世の長すぎたこと
私だって そのような教育・方針下で育ったとしたら・・・
と思うと 恐ろしいというか 疑いを持っただろうか?と
そんな価値観を信じたはずはない
などとの完全なる断言はできません
教育というものの舵取りの恐ろしさ
方向がズレタときのオゾマシサを今さらながら
思い知らされます
それにしても どうして婚姻年齢が男女で違うのかな
唯一考えられるのは 女性の生殖能力への配慮というか
尊重というか 生まれる子への配慮というか
そのあたりのことかな? とも思いますが
どうにも整合性がみつけられません
民法部会などでは議論がすすんでいるのでしょうが
すこし 調べてみようかなと考えています