昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(167)日本人として期待した一日

2013-07-22 06:06:07 | エッセイ
 昨日は日本人を意識した1日だった。
 先ず、大相撲。
 横綱は二人ともモンゴル人だ。長い間日本人の横綱はおろか、日本人の優勝もない。
 そこで期待をかけたのが稀勢の里。
 今場所の成績如何では横綱昇進もありうると期待したのだが・・・。
 
「何しろ期待外しの稀勢の里だからなあ・・・」
 稀勢の里ファンの友人が言う通りになってしまった。
 前半戦で平幕に三敗。
 今場所、横綱という夢は早々に潰えた。
 ところが後半、勝ちを重ね、両横綱にも勝った。
 また、期待が盛り上がった。
 しかしやはり<期待外しの稀勢の里>である。
 あの盤石白鵬連勝キラーの稀勢の里も、先場所味噌をつけた琴奨菊にまた負けた。
 

 口直しに、東アジア選手権に臨む若手ザックジャパンの対中国戦を観戦。
 FIFAランキング100位の中国に勝って憂さ晴らしをと思ったのだ。
 ところが、早々にPKで1点を失う。
 さすが、テクニックで3点を奪取。一時愁眉を開いたが・・・。
 最後、守備の破たんで2点取り返されて同点にされてしまった。
 
 情けない!

 しかし、全英オープンで松山英樹が頑張った。
 
 前日の遅延ペナルティを課せられたのをものともしないで粘った。
 6位。先の全米オープンの10位に続くメジャー連続ベストテンだ。
 世界の一線で活躍が期待できる日本人選手が現れた。

 そして、参議院議員選挙の結果が出た。
 自民党の圧勝。
 
 ねじれが解消して、安定政権成立。
 しばらくは、国際政治で日本もバカにされない対応ができるかな?
 より先を見通した場合問題山積だけれど・・・。