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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

日経、ピアノ記事2題

2006年09月07日 | ピアノ的雑感
昨日の日経の夕刊は、もちろん「紀子さま児ご出産」が一面だったのだけど、ピアノの記事が2つもあったのが珍しく、ピアノ好きには嬉しい。

その1
「運動センスをピアノ演奏で磨く」
ピアノがスポーツ選手の能力向上に効果があり、ピアノを弾くことで「集中力やリズム感、脱力のコツが身に付く。また、通常のトレーニングでは鍛えにくい指先など抹消の神経や筋肉を強くする。スポーツに必要な能力が身に付く楽器」がピアノなのだそうだ。(日本音楽療法学会評議員の板東浩医師談)。中でも、ゴルフと野球は、ピアノ演奏の効果が高いスポーツなのだそうだ。ゴルフの宮里藍選手もピアノを弾くんですね。

その2
ピアニスト館野泉氏の読書日記「蒼き狼」 ~悩まず、流れの中に生きる~
かつて館野氏も井上靖の小説を読み耽っていたんですね。「蒼き狼」自分も読み返してみようかな?その昔、とても面白くて、一気に読んだ。難しいこと抜きにして、ぐいぐい話に引っ張られて、途中で止れなくなる面白さだった。井上靖の西域物「敦煌」「楼蘭」も、皆、良かったなぁ。

成吉思汗(チンギス・ハーン)ほどの人間であろうと、大きな生の流れの中では小さな存在にすぎないと思えたのだ。
それはかつて聞いたことのある「遊牧民族は歴史を持たない」という言葉とも呼応した。井上靖の作品は「悩むな。より大きな流れの中で生きろ」と言っていたのだろう。


皆、同じようなことを言うなぁ。大きな宇宙の小さな存在であることを感じることは、気を楽にして生きることの秘訣かな・・・。
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