みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

清春芸術村

2021年08月29日 | 絵・写真・美術館
温泉でひと汗流した後、北杜(ほくと)市の清春芸術村へ。


さぁ、どんな美術館だろうか?


園内は広々


清春白樺美術館は、撮影禁止
白樺派にゆかりのある作品と、ピカソの写真の二本立て。


一番印象に残ったのは、白樺刊行10周年記念撮影の写真
写真はこちらから頂いた。
https://twitter.com/kiyoharuart/status/1298114483865260032?lang=fr

左端の尾崎喜八が抜きん出て、存在感がある。と言うか、浮いている?笑
瑞々しい山岳紀行の本、「山の絵本」は、とても好きなのだけど
こういう風貌をしていたのか!じっくり眺めてしまう。
「山の絵本」さながらに、お洒落!
撮影の際、咄嗟にこのポーズを取るところは、すごい。
我が青春の白樺派(高校時代は、武者小路実篤を随分、読んだのだ!)に
尾崎喜八が連なっていたのは、山岳党としては、嬉しい。

あと、次点は柳宗悦。若き日の高村光太郎も、なるほど!

それから、ルオー礼拝堂



このステンドグラスは、ルオー作とのこと


光の美術館にて


茶室 徹


ラ・リューシュ


南アルプの山々が背景になるのが、山岳展望党には、かなり嬉しかった。

カフェは営業しておらず、図書館も閉まっていた。
美術館の館内は冷房が入ってなくて、ちょっと暑い感じ。
後で気づいたけれど、換気もされてなかったような・・・。
ほとんど、展示室はほとんど貸切り状態だったからよかったものの、危ない!危ない!

暑さのせいか、なんとなく淀んだ感じもあって、経営難かも???



友情、聴いてみようかな・・・。今の若い人たちは、読むのかな???
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0971_01
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2 コメント

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尾崎喜八生誕130年記念事業 (石黒敦彦)
2022-05-08 16:44:51
文中で書いていただいた尾崎喜八の孫・石黒敦彦と申します。ご指摘の通り、写真の中で浮いている背広三人組(尾崎、柳そして中央のBリーチ)です(笑)9年前にリーチの孫のフィリップ・リーチさんが個展で来日した時にあって、所蔵しているこの写真を見て笑いあいました。尾崎のポーズしている「椅子」は、アーツ&クラフツ運動で最初に量産化が成功したもののようです。
 今年は生誕130年にあたり、6月1日から北海道・斜里の「北のアルプ美術館」、12月17日から杉並区郷土博物館で展覧会が開催されます。ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。
 ウエストン祭でも何かコメント、情報提供などができればと山岳会に働きかけましたが、コロナもからんで、不発でした。
 また、東京での開催が近づきましたらば、ここにお知らせしたいと思います。
Unknown (そらみみ)
2022-05-20 07:47:02
石黒様、返信が遅れて、申し訳ないです。
なんと!尾崎喜八氏のお孫さんなんですね!
何気ない、あの椅子も記念の椅子だったのですね。
山の絵本、もう一度、読み返してみたいと思います。
尾崎喜八の作品は、この先も一層、世に親しまれるといいなと思いますね。

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