たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

狙いの浸透の難しさ

2016-06-10 06:27:07 | 考え方

 6月9日(木)、朝は通常通り出勤後、早々に議会へ。議会ではいよいよ高砂市6月定例議会が始まりました。

 昨日は市長より、今回の定例議会で議案として提案されている内容の「提案理由の説明」があり、その後『第4次行財政改革(延長版)』というものについて報告がなされたのですが、午前中には終了しました。

 さて、この行財制改革、私が質問をさせて頂いたのは「計画として掲げていることを如何に組織の末端へ浸透させるのか?狙っている市民満足度の向上は数年前に作成している『高砂市人材育成基本方針』と同じ、今回は末端への浸透の為に何か違うことに取組むのか?」ということ。

 これは別に市役所内に限ったことではないのですが、トップがやりたいと思ったこと(今回の場合は、市民の満足度を高める仕事に変革する、ということ)を部下やその部下が、トップの意図を理解し、自分の仕事に反映させることは本当に難しいと思っています。

 まして、公務員さんという所は、私の認識では、民間企業と違い、お客様(市民)の満足度を上げなくても、お客様が逃げていく訳でもなく、仕事が減る訳でもない。そんな中で具体的に必死になって知恵を絞り、お客様の満足の為に、自分の仕事の改革が出来るのか、疑問に感じての質問でした。

 私の知る公務員さんの中には、しっかりとお仕事をされている方が沢山おられます。そのことを踏まえた上での話なのですが、仕事の見直しの為に必要な内容が、自分の仕事、自分の部署の枠を超えて、関連部署と連携したり、関連部署と交渉し、お願いをしないといけない等、軋轢、エネルギーをかけないと実施できない場合に、そのエネルギーを使ってでも、仕事のやり方を「市民満足向上」に向けて実現できるかどうか、ここが肝です。

 このことは議案勉強会でも話題にしていて、昨日の当局からの回答も「非常に難しいが、現場現場で、改善提案を大上段に構えることなく、継続的に重ねていくこと等が大切と考えている」との内容でした。

私は、少なくとも「人事給与制度」を見直し、明確に差をつけ、その狙いで仕事が改革できていない場合は、給与は上がっていかない様な仕組みに変えていくことが大切と思っています。

 自分の仕事含め、自分自身のことですら、日々の行動や仕事を変えることは本当に難しく、自分に何らかの強制力を持たせないと、自分に変化を与えることは難しいと思っています。

 「今から、ここから」頑張っていきましょう!(with smile)






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