わが書斎の大模様替えの最中にある。とってもブログの投稿などしている暇はない。なにせ、10年も20年も開くことのなかったダンボールを開け、極力なかの物を捨てることに努めているが、それがなかなか捨てられない。全てを捨てることが出来ないならば、整理したことにならず、この模様替えの計画は失敗に終わる。
前回書いたように、大きな本箱を一つ購入したのでこの機に他の部屋などに間借りしていた私のものを全て集めて、「自分のものは自分の部屋だけに仕舞う」というのがこの模様替えの趣旨であるからだ。ワイフや娘の厳命と言ってよい。
しかしなかなか捨てられない。いろいろ広げて読み始めると、一つの紙袋ですぐ1時間は経ってしまう。だから本当はこんな投稿などしている暇はないのだ。
唯一つ・・・、物を捨てる基準は、そのものの値打ちにはほとんど関係ない、ということに今更ながら気がついたのでそれだけを書いておく。捨てられない基準はそのものの値打ちより、「思い出とどれだけ結びついているか」にかかる。たった一枚の紙切れが、あの旅の、あの店の、あの人の思い出に結びついているとき、その紙切れを捨てることは出来ない。
そして今まで何らかの理由で保存してきたものは、何らかの思い出と必ず結びついている。
だから困っているのだ!