旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

コロナ感染者数は何を意味しているか?

2020-08-26 14:16:29 | 時局雑感



 毎日午後3時か4時ごろになると、「東京都のコロナ感染者数」なるものがテレビに流れる。「今日は300人を超えた!」とか「何日ぶりに100人台になった」などのアナウンスに、みんな一喜一憂している。
 考えてみれば、この数字は何を意味しているのだろうか? それは、たまたまその何日か前に検査をした対象の中の感染者数に過ぎないだろう。検査数が多ければ一定の比率で感染者数も多くなるだろう。しかも、歌舞伎町などの感染者の多い地域を集中的に検査すれば、これまた感染者数は多く出るだろう。周辺地区の、あまり感染者が多くないだろう地域ばかり検査すれば、当然ながら小さい数が出るだろう。
 特殊な方法があって、1千万都民の全員を毎日一定の時刻に検査できれば、その結果はほぼ正確と言えるかもしれない。我々は、極めて不確実な数字に一喜一憂しているのではないか?
 加えてその数字におびえて、この暑いのにマスクなどして出歩き、その結果熱中症になり(全てマスクのせいなどとは言わないが)、コロナよりはるかに多く熱中症で死ぬ。
 何か間違っているのではないか?


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