旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

改元騒動の中の10連休、やっと終わる

2019-05-06 21:21:26 | 時局雑感

 

 大学時代の同級生(女性)から、「改元―無関心、十連休—無関係」という手紙が来た。私はこの友人ほど超越的な生き方はできていないが、改元騒動に明け暮れるマスコミのあほらしさと、映し出される国民の姿を観て、「日本は大丈夫か?」という思いに駆られた。
 前の天皇が、憲法に則り象徴天皇制に徹したこと、および国民がそれなりになじんできた現在の天皇制に、私は目くじらを立てることはしないが、一人の日本人に特別な身分と地位を与える制度は、21世紀を経た民主主義の時代にはなじまず、できることならそっとしておきたいのだが、改元というこの機を迎えて異常なまでに騒ぎ立てて報道するところを見ると、別に何か思惑があるのではないかとさえ思いたくなる。
 10連休も長すぎたのではないか? 私は、週一回短時間の出勤をしている身でサンデー毎日に等しいので、連休はまさに「無関係」であるが、役所や金融機関が強制的に10日間休むという事態はよいのであろうか? 休暇は個人に属するもので、10日でも20日でも自由に取れるのが豊かな社会の証左であって、強制的に設けるのはむしろ貧しい社会の証拠ではないか?
 とはいえ、何もしないのもつまらないので、3日の夕べ、次男家族と京王多摩川駅前の『バーベキュービレッジ』に出かけ、夕暮れのバーベキューを楽しんだ。
 食事もおいしく雰囲気も良かったが、何よりも孫遥人の成長する姿を見るのが最高の喜びであった。



  
     
        

  


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