蕎麦やら、酒やら、料理やら・・・ピアノやら・・・それにしても、ドーナンダ?たむらん

趣味の蕎麦打ち、元来の酒好き、そして料理作りと仲間と一緒にわいわい、と
たまに思いつくあれこれと・・・趣味も

雑魚寝で国境問題を考える

2016年10月24日 23時51分12秒 | Weblog

この土日月と、妻とちょいと旅行へ出かけて、先週に続いて月曜日のブログ更新
福岡~釜山の定期フェリーを利用しての「釜山国際花火大会」 見物と
釜山観光の旅  市場やら 釜山タワーやら 
定期フェリー利用だから、客船の旅に比べるとずいぶんと安く行ける。
その代わり、船室は10人部屋とか20人部屋でのいわゆる雑魚寝状態。
行きは昼出発の夕方着で花火見て、ホテル泊まって翌日は観光して夜に出航、翌朝に福岡着、、、
曲者は、やはり大部屋での雑魚寝、、、
一人分のスペースは幅60センチくらいのマット、畳1帖もなくて隣とはほとんど隙間なし。
同室の団体客の男性が「皆さん、私はいびきがスゴイのであらかじめお断りしておきま~す。」とあいさつ
ちょっとお酒が入ってらっしゃるようだ。
そのあいさつに私の左隣のスペースに陣取ってたジイさんが「そんときは濡れタオルをかけて…」と返して場がなごむ。
消灯時間までまだ2時間余、団体さんは輪になって酒盛り、、

そんな中、隣のじいさんは奥さんとの晩酌も終えて、横になられたのだが、まもなく、
濡れタオルどころか濡れぞうきん掛けたろかっちゅう大いびき、これには団体さんもさぞびっくりしただろう。
消灯までもうちょっと時間があるんで、わたしゃぁ、自分のスペース上で胡坐かいて雑誌見てたら、
ジイさんが寝返りを打って私のスペースに肩口を越境してきたではないか。
その状態で消灯時間を迎え、ただでさえ狭いのに幅が40センチくらいに狭まったとこに横になり目を閉じる。
30センチ横では、「グガー フィ~、グガー フィ~…」と破れたふいごのような轟音を繰り返し発している。
そのいびきのまんま繰り返されてりゃ、そのうち慣れるだろうが、、
ジイさん、時々いびきが収まって静かになったかと思ったら、からだをヒクヒクさせるんである。
「おいおい、大丈夫か~~」
と心配する間もなく、「ふが」  「ふが」「フンガ~~、フンガ~~」と息を吹き返して、
今度は、「ひゅんが~、ひゅんが~…」と音色と音程を変えたんである。
そのころには、団体さんも寝静まり、、あいさつ通りにいびきが聞こえるが、そっちのは気にならんのが不思議だ。
そのあと、ジイさんはモゾモゾして右腕を私の左腕に乗せてくるではないか、、重いぞ、オラ~、
「そのうち、トイレにでも起きてちゃんと自分のスペースに納まってくれるじゃろ」との期待もむなしく、
ジイさんの腕の重さと狭さと轟音の三重苦責め、、やはり自分の身を守るには実力行使しかない。
ジイさんのからだを押し上げて向こう側へ押しやる。
その間もジイさんのいびきは続く、ただ、なんとか幅60センチの安眠態勢を確保。
こうして夢うつつのまま朝を迎えて無事福岡に戻ったのである。

教訓…自分の領地が浸食されたり占有されるちゅうのは実に居心地や都合が悪いもんだ。
こうした占有や浸食が国境紛争の元になるってのが身に染みて分かった旅であった。

ちょい悪さま:っぱらいコメント、ありがとうございます。
       酒が飲める、酒に酔える、気分が良くなる、気が大きくなる、記憶が薄れる、記憶がないなる…
       人生いろいろ、酒飲みいろいろ、、でがんす。

コメント
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