桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

喜劇

2023-02-16 | Weblog
ウィシュマさんが殺されて入国管理センターは法務省の運営だよね。その上部には検察庁が存在する訳だが、法務省が管轄している組織が入管だ。
人権を無視した収容をじていることが、少しずつ明らかになり、そのうち外国でも人権侵害が問題にされるだろうが、今日の新聞に入管法を改正すると出ていた。その改正案を出すのが法務省なんだよね。 
これって、いいの?
法務省の管轄する組織の人権侵害が問題になっているのに、なぜ当事者の法務省が改正案を出せるんだよ、おかしいだろうが。
こういうときは完全に外部の人に検証して貰い、人権侵害をしない法律案を作成して貰うのが筋というものだろう。
冤罪にしても入管の人権侵害にしても、根本は検察庁の人権擁護感覚に問題があるから起きている。それなのに、その犯人たる検察庁の支配下にある法務省が改正案を作るというのだから喜劇だよね。

アーリーワーク

2023-02-16 | Weblog
大久保が西武や楽天の指導者だったときにアーリーワークという言葉を聞いた。
早朝から2千スイングほどバットを振らせる練習らしいが、今年は巨人のコーチになって連日、選手はアーリーワークをしたらしい。
この練習に対してオリックス関係の誰かが「数を振るばかりでは意味がない。それならば集中した十回のスイングの方が価値がある」とか言っていた。
俺は良く判らないが、集中したバットスイングも大切だろうが、打者がスイングを重ねることは悪いとは思わない。数を振って脱力した状態になって感じることがあるかも知れないと思えるからだ。 
ただ、これがシーズンの結果として現れるのだから、どんなことになるか楽しみだね。