桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

また始まった

2016-08-19 | Weblog
先日、Facebookを開いたらば、また開かなくなってしまった。
俺の携帯が悪いのか、他に原因があるのかは判らないが、また、だよ。
こんなこともあるかと思って、ほとんどFacebookには書いていなかった。書いていれば開けなくなって書けないことが、社会と隔絶されていた拘束時代の精神的な苦痛を思い出させるものがあると感じたからだ。
しかし、なぜ、こうなるのかなぁ?

2016-08-19 | Weblog
お盆のとき、連れ合いの実家へ行ったらば、義兄が飼い犬を連れて来ていた。
この犬が性格が良くて人懐こくて可愛かった。
犬も人間も、それぞれだ。性格の良し悪しを含めて千差万別だけども、犬と形容されることもある警察は、全国共通だ。
大分県警が選挙事務所を盗撮カメラを設置して人の出入りを監視していた事件は、今の警察が行っている日常的な姿を示した事件だ。警察が犬と呼ばれる所以も、ここにあるだろう。
大分県警が監視したのは、もちろん、野党だ。警察と言うのは、何時も権力を守る犬になる性質がある。
ここを監視し、好き勝手な捜査や監視活動を行わせない法律を作らない限り、全国の警察は、どこでも同じように密かな国民監視を行うだろう。警察は、性格の偏った犬だからさ。

無駄な努力

2016-08-19 | Weblog
今日の新聞に福島原発事故での凍土壁の記事があった。まだ完全に凍らないらしいね。
何でも、残り数パーセントの部分が凍結しなくて、会社は「セメントを加えれば完全凍結させられる」と語るが、専門家は「無理だ」と語るとか。
問題は、90何%が凍結して地下水がどうなったかだが、全く流量は変わらないらしい。
何のための、これまでの作業と経費だったのだろうね。
安全対策などに声を上げる人たちを差別し、酷い仕打ちを重ねている旧動然、東海原発を動かしている会社と政府は、高速増殖炉のもんじゅを、今でも実用化させようとしているが、これも凍土壁と同じに、全く実現性のない夢物語にしがみついてるよなぁ。
水に触れれば爆発するナトリウムを冷却剤に使用する高速増殖炉は、もはや世界では夢物語として放棄された計画だ。
こんな馬鹿げた話や計画を鵜呑みして信じる「お上神話」こそ、日本の致命的な欠陥だよ。