桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

哀しみ

2009-02-04 | Weblog
とうとう訃報。覚悟してたが、やはり痛みだ。
昨日の午後、水戸から中田先生の他界を知らされても、来たかと思っただけだったが、毎日新聞からの電話インタビューを受けたときから哀しみが溢れだし、水戸へ着くまで、涙を流してしまった。
茨城守る会の事務局会議に行ったが、先生の葬儀に関する打ち合わせだけで終わった。それから先生に会いに行った。そのときは、余り哀しみは感じないで、今にも目を開けそうで安らかな顔を見て安心した。先生、お疲れさまでした!の思いだった。
今日は午前中から中田先生宅で打ち合わせ。庭にある梅の木に一輪だけ花が開いていた。
先生の教え子が来ていて話して、また哀しみが立ち上がって来た。
人が亡くなるのは、本当にかなしいものだな。