最近はMT車が少なくなって楽しみが大幅にダウンしている私ですが、久々にMTが発売になりちょっと見に行ってきました。
今回からインプレッサの文字は消え、WRXというひとつの独立したものになりました。
しかしながら、この車種にもATが存在してこちらはWRX S4となっています。もちろんアイサイトバージョン3が搭載されていますので、先に発売されたレボーグと同じですね。
運転アシストは前回レボーグでの試乗でわかっていますので、今回はMT乗車と思ったのですが、あいにくこちらには来ていないというので、とりあえず写真だけ撮影してきました。
エンジンは2000cc DOHC16バルブツインスクロールターボで、308PS、最大トルクは43K。2400回転で最大トルクの9割を発生。低速回転からの太いトルクはかなり楽しみです。
足回りはビルシュタイン製ダンパーに、フロントブレーキが17インチ対向4ポット、リアが同じく2ポット。そしてSTIのロゴ付きでした。ここにも入れるかなあ(^O^)
この車にはアクテイブ・トルク・ベクタリングというのがついていて、アクセルオンで旋回時にパワーをかけると、フロント内側のタイヤにブレーキをかけて、外側のタイヤの駆動力を上げ、外に膨らむのを抑えるというシステム。これは体験してみたい一押し部分と言えるでしょう。
運転席の印象はシンプルながら落ち着いた出来。余計なものはなくて操作性重視なので、この辺は歴代から変わっていません。ステアリングのホールド性はアップしているようです。
6速ミッションにマルチモードDCCDも歴代からの標準装備ですね。
シートも少し大きめでサポート性もいいようです。
助手席コンソールボックスは横長ですが、やや底が浅い感じがしました。
リヤシートもしっかりしていて空間も十分にあります。また、トランクスルーとなっているので長ものを入れるときは座席を倒すことができます。このあたりは使い勝手が優先されています。
展示車のタイプSお値段は、4,147,200円でした(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
でも、スポーツカーがこの値段で買えるのは安いですね。(今の私には手が出ないけどハハハハハ)
MT車の試乗車が来たらインプレッションしたいと思います。
最新の画像[もっと見る]
特にS4はレボーグのセダンのような位置づけに思えますね。ただ、STIの方は全く違うものになっているので、個人的にはS4はレボーグセダンでも良かったような気がします。
レボーグはレガシィワゴンの後継車となり日本仕様で登場しましたね。でもレガシィセダンは国内購入できるので、それを考えるとスポーツタイプで、万人にも楽に運転ができる設計のS4は、WRXの位置づけの方がいいのかもしれませんね。
インプレッサ時代も、WRXは2種類の構成になっていましたからね。今後モータースポーツ用の仕様も出てくると思われるSTIには興味があります。
スーパーGTで使用しているBRZも、WRXに変わる日が来るかもしれませんね。
国産車が画一した状況にあって、車の魅力が極度に落ちているのが今の現状だと思います。そういった中でスバルは、歴代とんでもないアクの強い車を出してきたのですから、ひとつくらいは出して欲しいと思っています。
昔はATの方が10~20万近くMTより高かったのが、いまではMTの方が高くて高級車になってしまいました(笑)