豊田市で指された第87期棋聖戦五番勝負第二局。
永瀬拓矢六段の先手で相矢倉。先手の早囲いに対して後手の羽生善治棋聖は通常の手順での囲いになりました。
第1図は部分的には数多く指された局面ですが,その局面よりは先手が早囲いの1手を得しています。▲3八飛と寄るのが部分的な定跡と化した手ですが,▲5八飛△7三角▲5五歩△同歩▲同銀と5筋の歩を交換しました。この手順は第1図が部分的に出始めた頃によく指されていた順。1手の得を生かすために古い手順を採用したので意外性を感じました。
△5二飛と寄るのはこの形の常套手段。▲4六銀と引いて受けるのが多いと思いますが▲6五歩で直接的に△6四銀を受けました。後手は△5一飛と待機。以下▲9八香△4二銀ですが,この2手の交換は結果的には先手の損になったと思います。
ここから▲5四歩△同金▲同銀△3七角成というのは考えられる手順のひとつ。どちらもそれで指せると思っていたのではないかと推測します。ですが▲6二金△4七馬▲5一金△5八馬の飛車交換に進んでみるとどうも後手に分があったようです。
第2図で▲5二飛と攻め合うのは先手が無理のようで▲6八金引と受けました。ですがこれは先手の角が働きませんから先手が苦しいのに変わりはないでしょう。
羽生棋聖が勝って1勝1敗。第三局は来月2日です。
小学校,中学校のときには互いの家に遊びに行ったこともありました。また,大学を卒業して,通学のために電車で会うということがなくなって以降も,僕が友人の家に,逆に友人が僕の家に来たこともあります。つまり僕の家の所在地は知っているので,訪問してきたのは急なことでびっくりはしましたが不思議ではありませんでした。
友人は現在は独立して,磯子区内,僕の家からみると磯子と杉田の中間に住んでいます。僕はそちらには行ったことはありません。というか友人が結婚して以降は,年賀状のやり取りはありましたが会ってはいませんでした。つまり僕が遊びに行っていたのは友人の実家です。ここのところがややこしいのですが,僕の家は磯子区で,友人も今は磯子区に住んでいますが,実家というのは中区です。僕の家は磯子区といっても南区や中区との境界に近いところ。小学校と中学校は市立で,南区在住の生徒はいませんでしたが,中区の一部は学区に含まれていたのです。僕の家の最寄り駅はJR根岸線の根岸駅で,ここは磯子区内です。ですが横浜市には根岸町という町もあり,これは中区なのです。このような関係で,僕が通っていた小学校と中学校は,磯子区内にはありましたが,中区の一部も学区内でした。自宅から最も近い学校に通うことができれば,生徒やとくに児童にとっては有益ですから,横浜市立の小学校では,現在も僕の卒業校に限らず,複数の区が学区に含まれている小学校と中学校が含まれている筈です。また,ある特定の地域になると,市立のふたつの学校から通いたい,あるいは通わせたい方を選択できる場合もあると思います。少なくとも僕が小学生のときにはそうなっていました。なので友人は中区の実家を出て磯子区に新居を構えることになったのですが,磯子区内の僕の家からみると,むしろ遠くに行ったことになります。
友人は目的があって訪問してきたのではありません。ただ僕に会うためでした。もっとも友人がこのときに外出した主目的が僕に会うことだったという意味ではありません。近辺に墓参りに来たので,そのついでだから僕の家を訪ねてみようと思ってくれたとのことでした。
永瀬拓矢六段の先手で相矢倉。先手の早囲いに対して後手の羽生善治棋聖は通常の手順での囲いになりました。
第1図は部分的には数多く指された局面ですが,その局面よりは先手が早囲いの1手を得しています。▲3八飛と寄るのが部分的な定跡と化した手ですが,▲5八飛△7三角▲5五歩△同歩▲同銀と5筋の歩を交換しました。この手順は第1図が部分的に出始めた頃によく指されていた順。1手の得を生かすために古い手順を採用したので意外性を感じました。
△5二飛と寄るのはこの形の常套手段。▲4六銀と引いて受けるのが多いと思いますが▲6五歩で直接的に△6四銀を受けました。後手は△5一飛と待機。以下▲9八香△4二銀ですが,この2手の交換は結果的には先手の損になったと思います。
ここから▲5四歩△同金▲同銀△3七角成というのは考えられる手順のひとつ。どちらもそれで指せると思っていたのではないかと推測します。ですが▲6二金△4七馬▲5一金△5八馬の飛車交換に進んでみるとどうも後手に分があったようです。
第2図で▲5二飛と攻め合うのは先手が無理のようで▲6八金引と受けました。ですがこれは先手の角が働きませんから先手が苦しいのに変わりはないでしょう。
羽生棋聖が勝って1勝1敗。第三局は来月2日です。
小学校,中学校のときには互いの家に遊びに行ったこともありました。また,大学を卒業して,通学のために電車で会うということがなくなって以降も,僕が友人の家に,逆に友人が僕の家に来たこともあります。つまり僕の家の所在地は知っているので,訪問してきたのは急なことでびっくりはしましたが不思議ではありませんでした。
友人は現在は独立して,磯子区内,僕の家からみると磯子と杉田の中間に住んでいます。僕はそちらには行ったことはありません。というか友人が結婚して以降は,年賀状のやり取りはありましたが会ってはいませんでした。つまり僕が遊びに行っていたのは友人の実家です。ここのところがややこしいのですが,僕の家は磯子区で,友人も今は磯子区に住んでいますが,実家というのは中区です。僕の家は磯子区といっても南区や中区との境界に近いところ。小学校と中学校は市立で,南区在住の生徒はいませんでしたが,中区の一部は学区に含まれていたのです。僕の家の最寄り駅はJR根岸線の根岸駅で,ここは磯子区内です。ですが横浜市には根岸町という町もあり,これは中区なのです。このような関係で,僕が通っていた小学校と中学校は,磯子区内にはありましたが,中区の一部も学区内でした。自宅から最も近い学校に通うことができれば,生徒やとくに児童にとっては有益ですから,横浜市立の小学校では,現在も僕の卒業校に限らず,複数の区が学区に含まれている小学校と中学校が含まれている筈です。また,ある特定の地域になると,市立のふたつの学校から通いたい,あるいは通わせたい方を選択できる場合もあると思います。少なくとも僕が小学生のときにはそうなっていました。なので友人は中区の実家を出て磯子区に新居を構えることになったのですが,磯子区内の僕の家からみると,むしろ遠くに行ったことになります。
友人は目的があって訪問してきたのではありません。ただ僕に会うためでした。もっとも友人がこのときに外出した主目的が僕に会うことだったという意味ではありません。近辺に墓参りに来たので,そのついでだから僕の家を訪ねてみようと思ってくれたとのことでした。
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