スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

小田原記念&G先生の話

2009-09-02 18:44:36 | 競輪
 台風の影響が懸念されましたが悪天候の中で準決勝が争われ,予定通りに日程が消化された小田原記念。昨日が決勝(動画)でした。
 並びは佐藤-藤原-佐久間で東日本,山口-橋本の栃木茨城,荒井-岩津-池田の西国で萩原が単騎。佐藤も出ましたが荒井がSを取って前受け。4番手を内の佐藤と外の山口で争うような周回になり,萩原は橋本の後ろ。残り2周半で山口が荒井を叩きにいきましたがこれは荒井が突っ張りました。さらに蓋の外れた佐藤が外から上昇,荒井を叩いて先頭へ。萩原がこの4番手にスイッチ。打鐘でもまだスローでしたが山口が上昇してきたのに合わせて佐藤が発進し,抑え先行に。うまく山口が4番手に入りました。バックからその山口の捲り。しかし同じ関東ながら別ラインとなった藤原の強烈なブロックに遭って失速。そのまま踏み込んだ藤原が抜け出して優勝。2着は接戦でしたが,3番手の佐久間が粘る佐藤を交わしていました。佐藤ラインの上位独占。
 優勝した新潟の藤原憲征〔のりゆき〕選手は一昨年7月の地元の弥彦記念以来となる記念競輪2勝目。ここは佐藤選手がうまく先行したことで展開に恵まれました。佐藤選手もそんなに早く駆けたわけではないと思いますが,絶好調には程遠い近況でしたし,捲りなら打てる選手ですので,山口選手を止めてからは楽なレースだったかもしれません。

 僕の糖尿病に関する知識というのは,そのほとんどが入院後に得たものです。したがって僕が最初にG先生と話をしたときには,僕は糖尿病というのが基本的に不治の病であるという,ごく基本的なことさえ知りませんでしたし,当然ながらⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病の違いということについても知りませんでした。このとき僕は,それまでの生活習慣についていくつかの質問をされた後に,Ⅰ型糖尿病とⅡ型糖尿病について教えられました。G先生ははっきりとは言いませんでしたけれども,そのことばの端々には,僕の場合はⅠ型糖尿病ではないかというニュアンスがあるように僕には感じられました。実際のところ,G先生が僕はⅠ型糖尿病の可能性が高いのではないかと考えていたのかどうかは分かりませんけれども,僕の感じ方が正しかったのであれば,結果的にG先生は正しい判断を下していたということになります。何を根拠にそのような判断を下したのかはまた分かりませんが,やはり医師として多くの糖尿病患者を診察してきた経験があるわけですから,そういう判断が下せていたとしても,僕は少しも不思議には思わないです。また,一般的にいっても,僕のような痩身の人間は,Ⅱ型糖尿病にはなりにくいということがあるようです。
 しかし,実際にある糖尿病患者について,Ⅰ型であるかⅡ型であるかについて正しい診断を下すためには,そのための検査が必要であるということでした。このとき,G先生がHCUまでやって来て,僕に話そうとしたことの主題はこのことであったと思います。しかし年始なので,詳しい検査はすぐにはできず,週明けになってからになるということでした。入院していますと曜日の感覚というのはなくなってきますが,この1月2日が金曜日。したがって僕の本格的な検査は5日の月曜から始まるということになったのです。
コメント
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