analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦13 各部の電圧・これか?

2020-09-15 00:05:12 | TA‐F555ESXⅡ

A Class段の電圧を測ってみた。

AC電圧は50V程とした。

B Class段からの入力近くのコンデンサー4個の電圧は27V程、ヒューズ抵抗の両端電圧も1V程。

電源の物と思われる銅のフラットバーを測ると40V?高いと思うが・・・。

コイル以降のヒューズ抵抗の両端電圧は1~2V。左右だと思うが少し違うな。

信号ラインだと思うが、A Class段からB Class段に戻すラインの電圧を測ったら、これも違う。Lchは20数ボルト、Rchは数ミリボルト。

これがおかしい。この電圧はB Class段の2SD809に入ってる。このLchエミッタ - ベース間の電圧を測ったらほぼ0V。Rchは0.5V程立っている

このLchの2SD809が死んでるんだ。抵抗を計ったらほぼ0Ω。短絡だ。

この出力段のトランジスタはコレクタ - ベース間で抵抗を測っていたいたが、短絡は無かった。

この測定の仕方はPNP型の確認の仕方らしく、2SD809はNPN型なので、エミッタ ‐ ベース間の導通を確認しなければならなかったんだ。

 

このトランジスタがダメとは思わなかったが、以降の段のトランジスタは生きてることを願ってトランジスタを注文した。

結構つぎ込んでしまったので、ここで止めるのは勿体ない。音出しまでは漕ぎ着けたいと思う。

 

プロテクター回路とスピーカーセレクター回路が分からないが、大体大まかな流れが見えてきた。

もう少し頑張ろう。

 

20200913

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦12 各部の電圧

2020-09-14 00:04:51 | TA‐F555ESXⅡ

ちょっと行き詰った感があるので、各部の電圧をゆっくり測ってみることにした。

大きいコンデンサーの電圧を測ると、どうもプラスとマイナスの電圧を二個のコンデンサーで作ってるようだ。

スライダックでAC50V程で確認する。

B Class段基板からSP基板に行ってるラインの元の電圧を測ってみると、Lchがー29.89V、Rchが9.8mVとなった。オフセット電圧となるので、低いほうが正しいと思う。

が、どちらが正しいかがはっきり分からない。パターンを追いかけると、アースに落ちる前コンデンサーが有るので外して確認してみた。

結果は問題ない。両方とも同じ値なので、左右入れ替えて取り付けたが、変わりなし。

コンデンサーが直流を流さないとすると、ここはアースにするのは交流なので、直流電流が流れて電圧が下がってるとするとおかしい。とすると、電圧が立っていないRchがおかしいのか?

でもとあるHPを見ると、オフセットが電源電圧はおかしい、と有る。

この時のA Class段のコンデンサー電圧4本それぞれ27V、R751とR701の両端の電圧は1V近辺なので問題無さそう。

今日はここまでか。

 

20200912

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦11 セレクターなど。残念

2020-09-13 00:04:25 | TA‐F555ESXⅡ

リレーが入って電源のランプが緑になるのに音が出ない。

やはり気がかりなのは入力セレクターとスピーカーのセレクター。

ちゃんと作動するか確認しながら組み直した。

 

 

入力セレクターは、可動の金物の向き・黒いプラスチックとの嵌めあい・駆動用の金物の収まる位置を、テスターを当てながら切り替えて確認した。

どうとでも組めるようになっているが、正しい組み方は有ると思われる。

この時本体裏板を外し入力基板をさらに外したので、アクセサリー切り替えスイッチも導通を確認した。ノーマル側は大丈夫だったがアクセサリー側に切り替えると接触が良くない。今は使う予定が合ないのでこのままにした。

下画像右の囲み。左はセレクター位置。

 

スピーカーのセレクターは摺動子が手前と裏の端子で位置がずれている。

端子(青い部品)は手前も裏もどちらでも良いが、摺動子(緑の丸い部品)は向きがある。これもテスターを当てながら切り替えて確認。

スピーカーの切り替えはA、B、OFF、A+Bと4切換えだが、手前の端子はA、裏の端子はBと分かれている。ただし入力が一緒ではなくどこから電流が来るか良く分からなかった。

回り止めの位置が間違っており、上下を入れ替えて修正した。

 

これでもう一度音出ししようとしたが、出なかった。

 

20200911

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦10 コンデンサーを外してみる~残念

2020-09-12 00:02:21 | TA‐F555ESXⅡ

前回半固定抵抗を交換したが全く駄目になってしまった。

一度ひっくり返した時、大きいコンデンサーの間にドライバーを挟んでしまったので基板を痛めたかもしれない。

コンデンサーの電圧はたしか、電源を切ったら電圧が下がったはずだが電荷が残っている。

回路をテスターの電圧で追いかけると、コンデンサーがアースに落ちていない?

アースからフロートしてるとかいう回路が有るとか聞いたことが有るが、確か作動増幅だったような・・・。

電荷が残ってるのだから、アースがおかしいんだ。

 

少し面倒だが、大きい方のブロックコンデンサーを外してみよう。

コンデンサーを外すのに電荷を無くす。100kΩの抵抗を繋いだが、結構時間が掛かった

大きめのコテを持ってきて何とか外す。

と言っても大きいコンデンサーの方のみ。

最初抵抗値を測ったら0Ω!。電荷が少し残ってたからか、だんだん上がって両方1MΩ超えた。

パラってたUΛコンデンサーの容量も測った。このコンデンサー、私の中では伝説のコンデンサーだ。

33μF。20335と表示あるから200V33μFだと思う。

基板のアースを追っかけたらすぐに見つかった。

T型の基板の下に隠れてた。

念のため、ジャンパー線も見たが、問題なさそう。

 

折角なので、整流周りのパターンを追いかけた。

大きいブロックコンデンサーは30DF2にてブリッジ整流、少し小さいブロックコンデンサーはツインダイオードにてブリッジ整流。

電源トランスはパラ使用らしい。

 

 

復旧しよう。

A Class基板に手を掛けたら、トランジスタがゆらゆら動いた。

 

 

ハンダをやり直した。

 

さて、組み戻そう。

 

 

最初コンデンサーの電圧を測定しながらスライダックで電圧を上げて、多分問題ない。

AC80V程でランプがグリーンになった。

オフセットは8mVほどに、バイアスは13mVほどで電源を80V程で音出ししてみたが、音は出なかった。

 

20200909

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦9 測定が変?

2020-09-11 00:02:15 | TA‐F555ESXⅡ

半固定抵抗を交換して、測定してみる。

電源ランプが赤から緑にならない。

バイアスは一旦は調整できたが、Lchが出なくなった。

オフセットも2Vほど出る。

Rchは両方入った。

なんかおかしい。

 

大きいコンデンサーの電圧がおかしい。

12,000μF、18,000μF。

12,000μFの方がおかしい。Lchの方がマイナスになり、Rchがプラスになる。

尤もこれは整流ダイオードがプラスとマイナスが別になり、マイナスになる方がLchにあるからと思われる。ただ、電圧の絶対値がプラス側(Rch)と違う。

 

この大きいほうのコンデンサーの電荷が抜けない。

バイアスが0mVとなった。

テスターを当て配線を追いかけてて、パチッとやってしまった。

基板を外そうとトランジスタを外してて、またパチッとやってしまった。こいつは致命的だ。

 

やる気が失せた。

 

20200909

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦8 半固定抵抗

2020-09-10 11:02:10 | TA‐F555ESXⅡ

もっと簡単に済むと思ったが甘かった。

こんなパーツにまで手こずるとは。

 

”こんなパーツ”でも調整をちゃんとするために確認する。

オフセットの半固定抵抗を外して測ってみた。

固定端で5kΩ?

摺動端子で197.5Ω?

つまみをぐりぐり回すと324Ωまで上がった。半端だが、根拠もなくこんなもんか。

もう片方はクリーナー、エアーを使って掃除し、5kΩまで上がった?

正確な値はいくつ?

抵抗に12と有るが、100Ωらしい。

 

BIASの抵抗は52と有るので500Ωか。

BIASの抵抗は実測で442Ωだったので、これを信じよう。

因みに調整してある現状の抵抗値は入側173.2Ω、出側254.2Ωで、足すと427.4Ω。

良いところ?この抵抗は問題無いかもしれない。

けどここは新品が良い。

注文した。

TEAC R‐919Xの、少し長めのキャプスタンベルト、GX‐Z9100の、太めのヘッド駆動用ベルト、63V47μFのコンデンサーも合わせて注文した。

念のため、新品をチェック。100Ω

 

Rchのバイアス用半固定抵抗を外して測定してみた。

両端で460Ω。

摺動端で266.6Ω、206.8Ω。計473.4Ω。

 

交換したが、さて、どうか。

 

20200906

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦7 ヒューズ抵抗交換

2020-09-09 00:04:34 | TA‐F555ESXⅡ

注文してたヒューズ抵抗が到着した。

一番揃ってたのは海神無線だったが、それでも全部は無かった。

幸い不良の抵抗値分はほぼそろった。

 

前回手を入れたSP SW基板の抵抗が汚い。

青色丸は1kΩと1.2kΩ。

黄色丸は560Ω。シリパラにしたやつ。

酸金の1Wにした。

発熱が凄いらしいので、基板から浮かせて取付け。

ヒューズ抵抗も交換。

B Class段

青い囲みはプロテクター段。ここは酸金抵抗

矢印のところにヒューズ抵抗が隠れている。

A Class段。

これも基板から浮かせた。

 

はやる気持ちを抑えきれず、チェックなしでくみ上げた。

 

スライダックで電源電圧を徐々に上げていく。

50Vほどで電源ランプの色が変わった。

「おおっ」

その後、「ぷしゅ」っと音がしてびっくり、電源切る。

抵抗を確認したがどれも大丈夫そう。

もう一度電源を入れる。電源は60Vほど。

「カチッ」「カチッ」っとリレーが入る。さっきの音はこれか?

 

まずはオフセット電圧を測定したい。が値がとんでもない。

Lは500mV、Rは1.7V?

ここは10mV以下にしたい。本来ここが低くならないとリレーが入らないとのことだが・・・。

 

可変抵抗器をぐりぐり回したが電圧が安定しない。

はて。

どうしたものか。

 

20200906

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今日はウェストリバーで(サンスイを鳴らす。)

2020-09-08 00:00:16 | プリアンプ

TA‐F555ESXⅡのパーツ到着までもう少し掛かりそうだ。

先日ボーズのスピーカーを鳴らしたので、今日はサンスイのSP‐50を鳴らそう。

プリはウェストリバーのWRC‐α1FBAL。

パワーはヤマハのAX‐1200二台。

なぜか今日は良く鳴っている。

どうした?

スピーカーから音が離れる。

ビルエヴァンスのcdなのだが、これってライブだったんだ。

後ろでカサカサ音してると思ったら、人の気配がする。

シンバルがパチパチだったのが、ふわあーんとなる。

ピアノはスピーカーのせいでなんか違う楽器のようだけど。

 

とりわけ特徴のない音。

こういう音、って説明のできない。

過不足無い。

どちらかというと遊びの無い、かっちりした音。

余韻とか響きとか、そういうのは無い。

ああ、私の好きではない音なんだ。

プリアンプが音を支配している。

じゃあなんで持ってる?手放せばいいじゃん。

買う人いるか?

いや、そうじゃない。

リファレンスなんだ。

真空管アンプでは出ない音。

ゆるぎない、安定な音。

多分手放したら後悔する。

たまに聴きたくなる。無性に。

パワーとのマッチングが取れてるか?疑問もある。

AX‐1200単体で鳴らした方が良いところもある。

でもどちら?と聞かれると、ウェストリバーアンプ。バランス接続。

 

久しぶりにウェストリバーのHPを開こうとしたら出来なかった。

やめちゃったかな。

川西さん、一度会いたかった。

 

先日、このプリを開いて見た。

ブラックゲートのコンデンサー、双信のSEコンデンサーなど。

ケーブルは良く分からない。VRは東京光音4連。

傾向としては私の選ぶ正反対のパーツ。

真空管アンプでこれ等の物を使うと音が無機質になる。

だから私は避けていたが、想像に難くない音になっている。

だが、このアンプはその先に行っている。

音場の後ろの方の雰囲気が出る。

この(ある一定の)先の音を求めてきた。

真空管アンプではこれが出てる気がする。

完成度の高い「ただ組みました」から、ブレイクスルーした音。

皆さんこれをもとめて自作してるんじゃないか?

そんな気がする。

 

なにかこのまま無くなってしまうには惜しい機種だ。

ここで紹介しておこうと思った。

 

20200905

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦6 A Class段ヒューズ抵抗チェック

2020-09-07 00:01:16 | TA‐F555ESXⅡ

B Class 段のヒューズ抵抗をチェックしたら4個ほどが異常値を出した。

下画像、黄色の囲みはB Class段

青い囲みはA Class段。

A Class 段はどうだろう?

10個の抵抗がほとんどダメだ。10倍以上の値を見せた。

A Class段はほぼ死亡だな。

下画像、下側の細長い基板。

ならほとんど電流は流れず、ブロックコンデンサーの電圧が高いのも何となく納得。

でも破断したのは二本で、あとは抵抗値の上昇だ。

経年劣化で、異常による破損は大丈夫のような気がする。

これでダメだったら、コンデンサーかな?こうなると大変だ。

パーツを注文したので、待ち。

 

20200904

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦5 B Class段ヒューズ抵抗チェック

2020-09-06 00:05:42 | TA‐F555ESXⅡ

SP SW基板の部品を替えて確認をしたが上手くいかなかった。

はて、どうしよう。

(不動品の割に)結構お金掛けたので、あきらめるのは勿体ない。

って、この機種あるあるのヒューズ抵抗だ。これを見てみないと。

早速メイン増幅基板を外した。下画像上側。

ヒューズ抵抗を外して抵抗値をテスターで測ってみる。

4個ほど外したところで思った。

これ、あと25個やんのか?

あー、基板外す前に電圧測っておけば良かった。

って、あの時は基板が読めなかったから仕方ない。

今は少し見えてきた。

トランジスタアンプって、真空管とは違う。

整流回路は良く分からないが、多分左右でダイオードの使い方(向き)が違う。

そしてすぐ大型のブロックコンデンサーに入る。

そして増幅段のトランジスターに直接つながる・・・。

フィルターとか小技が有るのかと思ったが、結構ダイレクトなんだ。

ただ、ツェナーダイオードが多く使われてたり、トランジスタのベースの抵抗はヒューズ抵抗を使ってたり。

音質向上のパーツって、コンデンサー?

基板はジャンパー線を多用。

この辺を対策したら良くなりそうなんだけど。

あ、そうか、TA‐FA7ESはFA5ESを対策したものだ。こいつの中身をあとで見てみよう。

時間が出来ればだが。

 

まだ B class基板だけだが、両サイドの小さいトランジスター2SC2275と2SA985に繋がってる抵抗がダメっぽい。抵抗値が高い。

過電流であれば抵抗値は無限大になるはず。抵抗値が上がってるので、劣化したのだと思う。

それによりトランジスタに電流が流れなくなり・・・。何となく見えてきた。

トランジスタアンプは「ブラックボックス」だったが、蓋が開いた。

こうなると次が有っても良いかも。

また機会が有ればトランジスタアンプ修理に挑戦してもいいな。

って、まだTA‐F555ESXⅡ 直ってもないのに。

 

こうなると、電源トランスを二個積んだ機種はマーク1とこいつだけ。

二個積むメリット無かったのか。

一個減らせばコストがかなり下がる。

そういえばプリメインで二個積んだ機種は有ったかな?昔のトリオ?

左右別電源でも効果はあると思う。

大きいの一個より小さめ二個の方が音質向上は有ると思う。

以降はコンデンサーを増やしたりトランジスタをFETにしたり。

ESXⅡが評価高いのも分かる。

まだ音聴いてないが。

BTLより良かったりしたら、コンデンサリフレッシュしよう。

なんて妄想する。

そう思うと一連のソニーのシリーズ化したカセットデッキ、CDプレーヤーなども、今思うとやり方は似てて、中身解ると大したことやってない。それに踊らされてた。

地味なリファイン。でも小変更で効果を求めるのに(ソニー社内では)色々あったんだろうなぁ。

 

話がそれた。

こうなったらA class基板もチェックしよう。

そして抵抗を注文。

まだ暑いのでもう少し遊べそうだ。

 

20200903

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦4 SP SW基板の抵抗・トランジスタ ~残念

2020-09-05 00:02:44 | TA‐F555ESXⅡ

部品が到着した。

秋月より

2SA733

2SC945

2SC773。

C773については見間違いでC733だったが、余計に買っておいたので交換できた。

抵抗はパラで使ってるやつで、基板が焦げてるやつを交換。

1/2W 1.2kΩ

1/4W 560Ω

560Ωは1/2Wと間違えた。保護と思えば良いだろう。

 

若松通商から

2SC773

2SD774

パワーアンプ用にアルファ5.1kΩ

 

抵抗を交換してた時、元についてた物の大きさにちと不安になった。

後に外した抵抗を測ったが、そんなに外れてない。しかも1000Ωというのが有る。

あれ?おかしい。

画像で確認したら、1.2kΩではなく1kΩだった。

手持ちで間に合わせた。

ついでに1/4の抵抗をシリ・パラにして1/2Wにした。

 

このSP SW基板にはスピーカーのセレクタースイッチが付いている。これがどう使われるのか分からないのでばらしてみた・

なんと、上と下で接点の位置がずれている。なんてこった。

組付けは間違ってないと思うが・・・。

 

 

あるHPでこのSP SW基板の話が合った。

スピーカーのリレーを閉にするために起動中はずっと電流を流しておいく。

それが大きいから基板が焼けると。

ならば焦げるのは普通なんだ。(いや、設計がおかしいだろ)

そういえばこの大電流が流れる抵抗は、ハンダが浮いていた。

この基板が焼けるのはほかの原因による過電流かと思ったが、ハンダ不良により電流が流れずリレーが閉じないのか?

そう思えば納得できる。

一応コンデンサー・トランジスタ、焼けた抵抗を交換した。

これでスタンバイが切れれば・・・。

はやる気持ちを抑え、アンプを復旧する。

トランジスタとヒートシンクは放熱グリスをふき取ってから塗り直して取り付けた。

 

 

食事を済ませてからテストに入る。

スライダックで電圧を上げていく。

リレーは・・・入らない。

残念。

 

 

なんでだろう。では電圧を測ってみよう。

SP端子 200mVほどがAC、DCとも出てる。?

巨大な電解コンデンサーのDCは61V程。コンデンサーは耐圧63Vだし、小さい基板には52Vと書いてあるので、どこか負荷がおかしいのか?

出力段のトランジスタのE-C間の導通を見たが、たまに0になるが、時間が経つと抵抗値が出た。

こいつがダメなら諦めようと思ったが、もう少し何とかしよう。

 

20200902

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電子電圧計 その3

2020-09-04 00:03:12 | 測定関係

電子電圧計を触るのも三年振りだ。

思うとこがあって、オーディオ測定器のUA‐3Sと比べてみる。

 

UA‐3SにはNOISEというポジションがある。

今までの入力ショートの時の出力電圧は何のフィルターも掛けず、そのまま読んでいた。

しかしこのNOISEポジションで測定すると値が大きくなる。取説を見ると、JIS‐Aのフィルターを通して10倍表示とある。

もしかしてこれで電子電圧計と比べたら何か判るかもしれない。

 

ラインアンプの入力をショートして、負荷に600Ω抵抗を付けて、UA‐3Sと電子電圧計をつないで測定してみた。

やっぱり合わない。

UA‐3Sで0.08mV(!)の時、電子電圧計で0.04mV。

ここで電子電圧計のOVERランプがつく。

点くといっても全灯ではなく少しちらちらする。

レンジを一個下げたら全灯になった。(白っぽい色になった)

ってことは、90%~100%で全灯なら、このランプの読みが合っててレベルメーターがずれてるのか?

電子電圧計の蓋を開いて中を見てみたが、さっぱりわからない。

調整用の半固定ボリュームは有るのだが、何のか分からない。

 

 

ダメか、っと思ったが、もう少し何とかならないか?ダメもとで半固定ボリューム回してみるか。

後でやってみよう。

 

20200831

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少し鳴らしてみるか。

2020-09-03 00:05:14 | システム

二個目の台風が九州に来てるらしく、久しぶりに雨が降った。

水沼ダムの流入口は底が見えるようになったが、少しは水が溜まったかな?

うだるような、身体の具合が悪くなあるような暑さが今日は無い。

暑いと言ってもここでは32℃ほどだ。今日は28℃は切ってると思う。

 

先日パワーのIPTの向きを変えて、念のため雑音を測った。

問題無さそうだった。

久しぶりに真空管を鳴らそう。

押し入れに有ったスピーカーが目に入った。

BOSEの161。

これを鳴らそう。

一発目から元気のいい音が出てきた。

低音はそこそこだが、高域の伸びが良い。

あれ?今までこんな鳴ったことあったかな?

フルレンジらしく中域の音一個一個が飛んでくる。

今までこいつはリアの、サラウンド用だからレンジ狭めてるのかと思ってた。

まともに鳴るじゃないの、ってか、今までこんな鳴ったことなかった。

いまさら。買って15年。もしかして、アンプの所為?

 

メインのDS‐3000を鳴らした。

高域がざらつくが、低域の量感が良くなっている。第一印象。

声も細かいニュアンスまで分かる。

あれ?どしたん?

今まではマスクを掛けて歌ってたような感じ?

電圧増幅のような抜けの良さが出てきた。まだあっちには勝てないが。

ただ、声の肉感がある。

声ものだけ聴くならあちらのが良いかもしれないが、残念ながら私はそういうのはまだ聞かない。

いやいや、コナレてきたかな?

高域が治まった。

ただ、ノイズ対策をする前の調整がハマった時の、ばーんと広がった感じが出ない。

どっかいじっちゃったかな?

などと考えてたら、だんだん良くなってきた。此れだよこれ。

横の広がりが寸詰まりっぽいが、問題ない。

それよりこの「濃さ」はなんだ。

高低の帯域バランスも良い。

調整がハマった。

そういえばハムなあんて気にならなかった。

161の時は「じゃー」って聞こえたから、あれ?って思ったが、外で草刈りをしてる音だった。

スピーカーに耳を近づけ ブー って聞こえる程度。

それにやはりタムラのトランスの感じがある。少し冷ややかな響き。

そういえばパワーのIPT二次側のターミネート抵抗も今は無いんだった。

そうかこの所為か今の音は。

 

 

 

 

折角なんで、BTLでも鳴らしてみた。

もうはるかに真空管が良い。

トランジスタは薄い感じで鳴っている。

けど、これが悪いわけではない。

一般的には良く鳴っていると思う。

スピーカーを上に向けてみた。

音場が出るかと思ったが、位相ずれっぽくなってしまった。

左右入れ替えた。

音場が濃くなった。こっちが正解。

サランネットを外してユニットを見る。

問題ない。

キャビネットが黄ばんでるので綺麗にしたいなぁ。

思ったより鳴る印象だった。

 

20200831

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦3 SP SW基板 コンデンサー

2020-09-02 21:34:03 | TA‐F555ESXⅡ

※記事を削除してしまったんで、再度投稿となる。

 

SP SW基板の抵抗が取り付けてあるとこの下が焼けているのでこの基板のパーツを交換しよう。

 

コンデンサーは手持ちが有ったのでそれで対応。

63V47μF以外はブラックゲートを使った。勿体ないが取っておいてもダメになるだけだ。

50V1μF→50V2.2μF、pk50V1μF

63V47μF

63V1μF→pk100V1μF

50V4.7μF→50V10μF

 

あとは抵抗とトランジスタ。

注文したので到着待ち。

 

20200901

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パワーのIPTを回す。

2020-09-01 00:01:57 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

IPTを90°回転するだけなら簡単だ。

っと思ったが、ねじ穴が合わず思わぬ修正を余儀なくされた。

画像真ん中の黒い丸がIPT。

何とか組付け、プリをつないで出力を測ってみた。4mV程になった。

先日のテストより良くない。

まあ、いいか。5mV切ってるし。

こうなると、12AU7のカソート゛の配線も気になるし、真空管のソケットフランジによるネジの増加も気になる。チョークも整流管と入れ替えたら・・・

多分組み直すな。

すぐには難しいので配置を考えるか。

 

プリの出力インピーダンスを測ってみた。

1.48Vなので288Ωとなった。

一緒にパワーを繋いだ時のプリ出力電圧を1V(1kHz)とし、

この時の負荷をパワーから可変抵抗器に換えプリの出力が1Vとなるように可変抵抗器を調整し、その時の抵抗値をテスターで測定。

この時の抵抗値は207Ωとなった。

先日入力インピーダンスを計算したところ564Ωとなったが、

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/17db4cfeb68b93c52fb90fc5d71a586f

これは入力が解放だったので、プリが負荷となったので下がったのかなと思う。

 

 

 

 

 

 

20200829

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