analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

少し鳴らしてみるか。

2020-09-03 00:05:14 | システム

二個目の台風が九州に来てるらしく、久しぶりに雨が降った。

水沼ダムの流入口は底が見えるようになったが、少しは水が溜まったかな?

うだるような、身体の具合が悪くなあるような暑さが今日は無い。

暑いと言ってもここでは32℃ほどだ。今日は28℃は切ってると思う。

 

先日パワーのIPTの向きを変えて、念のため雑音を測った。

問題無さそうだった。

久しぶりに真空管を鳴らそう。

押し入れに有ったスピーカーが目に入った。

BOSEの161。

これを鳴らそう。

一発目から元気のいい音が出てきた。

低音はそこそこだが、高域の伸びが良い。

あれ?今までこんな鳴ったことあったかな?

フルレンジらしく中域の音一個一個が飛んでくる。

今までこいつはリアの、サラウンド用だからレンジ狭めてるのかと思ってた。

まともに鳴るじゃないの、ってか、今までこんな鳴ったことなかった。

いまさら。買って15年。もしかして、アンプの所為?

 

メインのDS‐3000を鳴らした。

高域がざらつくが、低域の量感が良くなっている。第一印象。

声も細かいニュアンスまで分かる。

あれ?どしたん?

今まではマスクを掛けて歌ってたような感じ?

電圧増幅のような抜けの良さが出てきた。まだあっちには勝てないが。

ただ、声の肉感がある。

声ものだけ聴くならあちらのが良いかもしれないが、残念ながら私はそういうのはまだ聞かない。

いやいや、コナレてきたかな?

高域が治まった。

ただ、ノイズ対策をする前の調整がハマった時の、ばーんと広がった感じが出ない。

どっかいじっちゃったかな?

などと考えてたら、だんだん良くなってきた。此れだよこれ。

横の広がりが寸詰まりっぽいが、問題ない。

それよりこの「濃さ」はなんだ。

高低の帯域バランスも良い。

調整がハマった。

そういえばハムなあんて気にならなかった。

161の時は「じゃー」って聞こえたから、あれ?って思ったが、外で草刈りをしてる音だった。

スピーカーに耳を近づけ ブー って聞こえる程度。

それにやはりタムラのトランスの感じがある。少し冷ややかな響き。

そういえばパワーのIPT二次側のターミネート抵抗も今は無いんだった。

そうかこの所為か今の音は。

 

 

 

 

折角なんで、BTLでも鳴らしてみた。

もうはるかに真空管が良い。

トランジスタは薄い感じで鳴っている。

けど、これが悪いわけではない。

一般的には良く鳴っていると思う。

スピーカーを上に向けてみた。

音場が出るかと思ったが、位相ずれっぽくなってしまった。

左右入れ替えた。

音場が濃くなった。こっちが正解。

サランネットを外してユニットを見る。

問題ない。

キャビネットが黄ばんでるので綺麗にしたいなぁ。

思ったより鳴る印象だった。

 

20200831

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