analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦4 SP SW基板の抵抗・トランジスタ ~残念

2020-09-05 00:02:44 | TA‐F555ESXⅡ

部品が到着した。

秋月より

2SA733

2SC945

2SC773。

C773については見間違いでC733だったが、余計に買っておいたので交換できた。

抵抗はパラで使ってるやつで、基板が焦げてるやつを交換。

1/2W 1.2kΩ

1/4W 560Ω

560Ωは1/2Wと間違えた。保護と思えば良いだろう。

 

若松通商から

2SC773

2SD774

パワーアンプ用にアルファ5.1kΩ

 

抵抗を交換してた時、元についてた物の大きさにちと不安になった。

後に外した抵抗を測ったが、そんなに外れてない。しかも1000Ωというのが有る。

あれ?おかしい。

画像で確認したら、1.2kΩではなく1kΩだった。

手持ちで間に合わせた。

ついでに1/4の抵抗をシリ・パラにして1/2Wにした。

 

このSP SW基板にはスピーカーのセレクタースイッチが付いている。これがどう使われるのか分からないのでばらしてみた・

なんと、上と下で接点の位置がずれている。なんてこった。

組付けは間違ってないと思うが・・・。

 

 

あるHPでこのSP SW基板の話が合った。

スピーカーのリレーを閉にするために起動中はずっと電流を流しておいく。

それが大きいから基板が焼けると。

ならば焦げるのは普通なんだ。(いや、設計がおかしいだろ)

そういえばこの大電流が流れる抵抗は、ハンダが浮いていた。

この基板が焼けるのはほかの原因による過電流かと思ったが、ハンダ不良により電流が流れずリレーが閉じないのか?

そう思えば納得できる。

一応コンデンサー・トランジスタ、焼けた抵抗を交換した。

これでスタンバイが切れれば・・・。

はやる気持ちを抑え、アンプを復旧する。

トランジスタとヒートシンクは放熱グリスをふき取ってから塗り直して取り付けた。

 

 

食事を済ませてからテストに入る。

スライダックで電圧を上げていく。

リレーは・・・入らない。

残念。

 

 

なんでだろう。では電圧を測ってみよう。

SP端子 200mVほどがAC、DCとも出てる。?

巨大な電解コンデンサーのDCは61V程。コンデンサーは耐圧63Vだし、小さい基板には52Vと書いてあるので、どこか負荷がおかしいのか?

出力段のトランジスタのE-C間の導通を見たが、たまに0になるが、時間が経つと抵抗値が出た。

こいつがダメなら諦めようと思ったが、もう少し何とかしよう。

 

20200902

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