analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦21 うーん分からん。

2020-09-25 19:39:04 | TA‐F555ESXⅡ

オカシイのはLch、マイナス側の回路までは分かったのだが、その先がナゾ。

どうしたもんか。

 

ネットで調べた。

オフセットで高電圧が出るのは初段であると。

壊れるのはトランジスタであると。

ここまで来て止めるわけにはいかない。

トランジスタを一個一個確認して行くか。

っと、出力段のトランジスタを交換する前にA‐ClassのツインFET、2SK389を左右で入れ替えた。

Lchは変わらず、正常なRchもおかしくなった。

 

このFETをチェックしてみよう。

テスターでチェックしたら両方向無限大になるものが正方向38MΩ程。ほぼ無限大と考えるか、微妙。

ちゃんとした測定法として、D-S間に3Vを掛けてG-S間の導通が出れば正常とのこと。

 

やってみたが値が安定しない。

D-S間に充電電池で2.6Vを掛けたらパチッと短絡してしまったりした。この後D-S間を測ったら380Ω?

G-S間に3V掛けても抵抗は変わらない?

なんか決定的に壊してしまった。

 

ネットで調べると、2SK389は市場に無いようだ。

こまった。ヤフオクで高価なものが有るのだが、そんなにお金かけてどうする?

代替えが2SK170で効くらしい。でも正確じゃない。

ま、これで行ってみよう。

 

これ等をする前にメインのヴォリュームを分解したが、綺麗なもんだった。

  

ただ、120kΩでなにか中点で抵抗を取ってるような不思議なブツだ。これがいかれたらこのアンプ修理不能だ。

ボリューム基板のパターン側。

普通は三端子で音量調整するのだが、二端子しか基板に行ってない。アースは別ルートかな。

しかもSP‐SW基板に行ってるラインが有る。

もはや私の手に負えない、ので組み戻す。

 

バランスボリュームとリレーは汎用と信じたいが、少しネットで探したら無さそうだった。

 

 

20200924

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