オカシイのはLch、マイナス側の回路までは分かったのだが、その先がナゾ。
どうしたもんか。
ネットで調べた。
オフセットで高電圧が出るのは初段であると。
壊れるのはトランジスタであると。
ここまで来て止めるわけにはいかない。
トランジスタを一個一個確認して行くか。
っと、出力段のトランジスタを交換する前にA‐ClassのツインFET、2SK389を左右で入れ替えた。
Lchは変わらず、正常なRchもおかしくなった。
このFETをチェックしてみよう。
テスターでチェックしたら両方向無限大になるものが正方向38MΩ程。ほぼ無限大と考えるか、微妙。
ちゃんとした測定法として、D-S間に3Vを掛けてG-S間の導通が出れば正常とのこと。
やってみたが値が安定しない。
D-S間に充電電池で2.6Vを掛けたらパチッと短絡してしまったりした。この後D-S間を測ったら380Ω?
G-S間に3V掛けても抵抗は変わらない?
なんか決定的に壊してしまった。
ネットで調べると、2SK389は市場に無いようだ。
こまった。ヤフオクで高価なものが有るのだが、そんなにお金かけてどうする?
代替えが2SK170で効くらしい。でも正確じゃない。
ま、これで行ってみよう。
これ等をする前にメインのヴォリュームを分解したが、綺麗なもんだった。
ただ、120kΩでなにか中点で抵抗を取ってるような不思議なブツだ。これがいかれたらこのアンプ修理不能だ。
ボリューム基板のパターン側。
普通は三端子で音量調整するのだが、二端子しか基板に行ってない。アースは別ルートかな。
しかもSP‐SW基板に行ってるラインが有る。
もはや私の手に負えない、ので組み戻す。
バランスボリュームとリレーは汎用と信じたいが、少しネットで探したら無さそうだった。
20200924