analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

monoPower組み直し46

2015-05-04 02:50:57 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

さて、こなれたかな?うん、初号機とあまり大きく変わらない。高音はちょっと癖が有る。声はスピーカーの上方に定位する。そしてエネルギー感と言うか、こちら方向に響きが伸びる。広がりは余り無い。この辺はそう、スピーカーケーブルを三菱にした時とよく似てる。全体に抜けはあまり良くない。初号機の方が抜けてたと思う。そして音色は一音一音の物が強調された感じ。全体に一色で塗られたというのではない。この辺がトランスを止められない理由の様である。LCRフォノイコを使い始めた時と似ている。

以前はもっと録音の良さが解かるような、古いポップスを聴いてもこんな録音だったんだ、と言うところまで行ったと思う。今回は若干後退した感じで、原音に鋭く立ち入ってはいないが、なんとなく良さは解かる感じか。でもなんとなく音色を加工してるような感じがするのも事実。

ホントは広がりがあり、包まれる感じになっているのが好きである。が、最近好みが変わったのか、解釈が変わったのか、広がりは位相ずれ、と思うようになった。それよりも音色である。トランスを使うと、この音色が好みになる。

まあ、思ってたより抜けが良くないが、悪くは無い。なんとなくグレードアップ感はあまり無いと思う。しかし、この立体感と言うか、前後感と言うか、良い感じである。この先は解からないが、当分これで行けるのでは無いか?と漠然と思う。

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