或るブログを読んだ。「部屋を出ると低音が鳴っている。定在波の所為だ」なにー?そうなのけ?定在波とは対向する反射面で音が行ったり来たりするもので有る周波数が増幅されるものだと思ってた。まあ、振動数の進み具合により増幅も有るかもしれないが、逆に打ち消しも有るのではないか?そうか、そういう事か。トイレに入っていて「この低域が部屋内でも出ればなー」と思っていた。
このレイアウトにしたのは特に理由も無かった。試聴位置後方の空間を取りたかったのとスピーカーと試聴位置の間に機器を置きたかったこと。それでも何故か最初は不満なく聴けていた。
それがどうだ、長手方向にスピーカーを置いたら音が増えた。前はなんか音が吸収されてしまって息苦しい感じだったのが解放された。DS3000にはこのアンプは荷が重い、と思ってたが、AR4Xの場合だが元気に鳴りだした。とんだ間違いだった。この小さいスピーカーから部屋中鳴り響くような音が出た。ほんと、定在波だったのか?思うほどである。今は壁がスピーカー脇より離れてるが、近いのが問題だった気がする。近いと「ミラー効果で音像がもう一つ出来、像がそちらへ寄る」などと説明の有った雑誌も有るが、うちの場合反射によって音が打ち消される距離だったのではないか。雑誌のうそつき、などと今は言わない。問題解決のヒントをもらったと思う。雑誌が無かったら全く解からなかったはずで、今頃アンプをせっせと弄って、?やっぱ駄目か、と途方に暮れてたと思う。
今では台にしているDS3000が鳴ってるのか?と錯覚するほどARが鳴っている。
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