なんか音がイマイチ。ちぐはぐ。うーん。一度最も安定してるフォノイコTAE-4typeを繋いでみよう。CR型なのでNFが掛ってなく音の判断ができる。
音出し。うん真面だ。そうなるとプリまたはパワーとLCRフォノイコとの相性か、LCRの不安定さか。まあ、どっちにしてもヒーター整流回路に無理が掛ってるみたいなのでそこを見直そう。
このCRtype、ゲインが小さい。LCRを聴いたらのっぺら平面的に聴こえるが安心感が有る。少し経つと立体感が少し出てきた。これはパワーの入力トランスの使い方だろう、LCRの時も同じ感じだ。抜けが悪いし何か音色が乗ってる感じだが、312で鳴らすエミネントは相性がいい。低音も良く出てる。中音に少しかぶってるが問題無い。
作りなんて今見るとなんだこりゃ?だ。マツキンタイプのNFフォノイコの次に作った二作目のフォノイコだが、電解コンデンサなんて安物?配線材は良かれと思ってOFC単線、しかも継ぎ足し。それでもレイアウトを優先して丁寧にワイヤリング。この辺の特徴が出てると思う。