analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

結局はフルレンジ?

2021-08-25 00:09:14 | ロクハン

スピーカーがチューニングによって突然良くなることがある。

もちろん自然にではなく何かしら手を加えてだ。

 

今回のNS‐690Ⅲではマグネットの防振だ。

このスピーカーは以前にいろいろ手を加えた事がある。

ネットワークをTY・SQとWFで分割しバイワイヤにした。

TWのガードを剥がした。これは

高域で問題となる指向特性や周波数特性を改善するアコースティックディフューザー”

なのだという。

SQに音響レンズに真似たものを付けた。

 

 

DS‐3000も色々やった。ネットワークのコンデンサー・コイル・抵抗交換。定数はそのまま。

内部配線を交換。

ユニットの取付ボルトのワッシャーをセイシンのものに変更。

 

 

690Ⅲはマグネットの防振、3000はネットワークの部品交換で音が変わった。

これが転機だった。

ユニットから音が離れる。

中高域のつながりが良くなる。フルレンジのように鳴る。

コストの関係で出来ない、ここまで、という縛りを取り去ると本性を出す。

 

 

じゃあ、2ウェイはどうか。

AR‐4X

SP‐50

LS3/5a

NS‐10MM

301V

などを使ったが、これらは最初からフルレンジのように鳴り満足度は高い。

手を加えることを必要としない。

 

 

スピーカーの究極はフルレンジ。

・・・フルレンジに戻る。

そゆこと?

私の場合はマルチウェイがフルレンジに近くなっているので、フルレンジに戻る気配がない。

そういえばアンプもフルレンジのように鳴るようなチューニングをしてた気がする。

 

フルレンジね~

 

20210819

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