analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ミッドハイ到着

2021-08-23 00:05:37 | DS‐3000

DS‐3000のミッドレンジが到着したようだ。

明日引き取り予定だが、追跡掛けたら宅急便センターに到着・保管となっている

センターに押しかけたら今日でも引き取り可能との事であった。

 

梱包は基本的に送付した時と一緒だが、箱の下の長辺の折り返し部分に段ボールが挟んであり、梱包用のテープで巻いてあった。

なるほどここまでするのね。でも挟んだ段ボールずれてズッコケそう。

 

最初に振動板の破片が出てきた。

返送願った奴だ。

結構ボロボロ。手に持ってみると結構重量感がある。

アルミ箔よりは厚めでコピー用紙ほどの厚さが有った。

手に持って思ったが、この重量を振動させるエネルギーって結構大きいハズだな。

返送してもらってよかった。

ただ、この振動板、チタンの上にボロンが載ってるのだけれでも、それが解らない。

チタンベースだけ ならもう少し軽いと思うのだが。

色はカーキ?薄茶色。元はねずみ色だったハズ。

 

ボロンってなんだ?

ホウ素。

普通はボロンだけでは成型出来ないのか、炭化させてるようだ。

後のB4Cは純ボロンと思ってたが、炭化ボロン?

金属としては半金属と言うらしい。非鉄と鉄の間。なんだそりゃ。

 

 

新しい振動板はマグネシウム。

ヤング率はボロン、ベリ、チタンが有ってずっと落ちてマグになるようだ。

材質的にはチタンと言うのもヤフオクで有ったが、お世話になったことが有る吉田さんのところのマグを選んだ。

いま、多分最高の技術を持ったフォステクスがツイーターに使っている素材である。

そんなに硬くないという事は、内部損失が有って嫌な音を出さないと予想した。

チタン使ってピーキーな音になったら・・・もう歪っぽいのは嫌だ。

音も違いは分からない程、との事。

 

現物は茶色っぽい。

もっと鈍い光沢のシルバーかと思ってた。

画像を見ると、表面に何か塗ってあるっぽい。

 

フレームをタッチアップしたという事だが、うっすらとキズが残っている。

まあ、こんなもんだろう。

 

そして問題のDUD(DIATONE Unified Diaphragm)だが、想像通りドーム部分とボイスコイル部分を切断したようだ。

割れた振動板に被せただけか?とも思ったが、外した振動板が戻ってきたことから切って貼ったのだと思う。

これでミッドハイのDUDも終わった。

エッジはソフトドームの素材と一緒と思ってたが、FRP系のようだ。

 

 

保護ネットは綺麗に成型してくれたようだ。片方は塗装してくれたようだが、もう片方はそのままっぽい。

 

 

今までなら早く聴きたいというのが有ってすぐにでも組んだが、ゆっくり、ゆっくり。

歳かな。

 

20210813

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