analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

パワーのRg交換とハンダやり直し(歪っぽいその4/8)

2021-04-26 12:04:23 | キツい音を取りたい

アルファの5.1kΩが出てきた。

そう言えばこの抵抗はパワーの12AU7のグリッド抵抗Rgのために買っておいたのだった。

これを交換してみよう。ビシェイの抵抗では音がきつくなってるのかなと思った。

一緒に各ハンダを吸い取って盛り直した。

今回は機械的な事になる。

 

ハンダが鈍い色をしている。これじゃあ40年前のアンプのハンダと同じだ。(ちょっとピンボケ)

修正後。

少し前にアンプの冷却に加湿器の蒸気を直接アンプに吹きかけてた。

今思うと多分これでハンダの表面が曇ったのだと思う。

それに出力管カソード抵抗は結構熱が掛かる。それで収縮を繰り返しハンダクラックが出来てないか?と思った。

音出しはまだ歪っぽい。

ただ、音は少し滑らかになった。

ビシェイよりアルファの方が(私には)音は良いと思う。下画像真ん中辺の薄青い抵抗。

 

 

一個思いついた。

出力管のソケットがぐらぐらだった。

ソケット押さえ金具はネジを締めすぎると曲がるほど、ねじ押さえ部とシャーシの間に隙間が有る。ここにワッシャーを噛ましてたがいつの間にか緩んでた。

ワッシャーを外してみた。

歪は少し減ったが、もう少しなんだな。

 

そういえば以前真空管をフローティング、と言うのが流行った。と思う。

私はダイオードを浮かしてみたが、なんかの度に「ちりっ」とスピーカーから音が出た。

配線を触っても音がした。

以降、フローティングはやらなくなった。

配線が動くのは良くないと思う。

 

20210413

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波形を見てみた(歪っぽいその3/8)

2021-04-26 00:09:30 | アンプ

歪率を見た限り問題無さそうだが、波形がおかしいと思う。

以下全部1kHzにて観察した。

 

線が複数ある。

プリのみの矩形波が変形(sag)。

プリとパワーを繋いで測定すると矩形波が変形。

最後のこれがひどい。

一個一個波形を見るとそんなに悪くないんだよな。

アッテネーターボックス単体の波形。

これは線が2本見えるが、アースを外したら薄い線が消えた。

さすがに矩形波は綺麗。

アースの取り方に不安が有ったが、大丈夫そうだ。

次にパワー単体の矩形波。

なのにプリとパワーを繋ぐとおかしくなる。

 (再)。

 

うーんなんだろう。

オートバランス回路とバランス出力は相性悪いのか?

んなワケないか。

どうしようもない(藁をもつかむ思い)ので終端抵抗を付けてみるか。

ラジ技の定数にしてみる。グリッド抵抗を82.5kHzと終端抵抗20kHz。

交換したら変な線は前にもどったんだけど、実はこの時5687のカソード抵抗のハンダもやり直した

なので、グリッド抵抗が原因ではない気がしたので4.7kΩに戻した。

 

 

この変な波形はオシロの接触不良だったかもしれない(何回もグリグリやったんだけどな)が、ハンダ不良が原因だったとも思う。どっちだろう?

いままではハンダ不良なんて気になんなかったんだけどな。腕が落ちたかな?システムの感度が上がったからだと思うのだが。

一緒にバランス接続をアンバラに戻した。

 

音出ししてみたが、良くなったかなー?っと思ったが、やっぱだめだ。

ハンダ付けに自信が無くなってくる。

 

20210411

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