スピーカーのARをどかしてサンスイのSP‐50を出してきた。
アンプの8Ω出力を使うため、アンプはEL34PPULのミューラード型に交換。MfD‐4。
電源を入れたら電源トランス一次側で1.4Aほどまで上がって焦った。
ステレオタイプなので当たり前か。
最終的にはほぼ2A。
鳴らしてみると、下よりの音がでた。もっとパリッと鳴ると思ってたが、ほの暗い感じになった。
あれ?
低音も結構バンとなる。量感は十分だが、ARはもっと下のブォンが出たが。
アンプとの組み合わせも在り想像してたより全く反対の音が出た。
音色と言うか肌触りはARの方が良いな。
MfD‐4のまま、AR‐4Xに戻した。
なら、という事でメインの真空管アンプも使ってみた。
今回鳴らしてみて、検討にまずSP‐50は音色が良くないので外す。
EL34PPULも音色がきついので外す。
この二つは音色が共通な感じだ。
よってAR‐4Xで三極管アンプとメインのアンプの比較になる。
三極管アンプは音色が良い。歪感がなくビロードの様な心地よい。これがタノンイで出る音が良いと言われるのが想像できる。
EL34PPTmono(メインの真空管アンプ)では‐PPULよりは音色はきつくないが三極管アンプよりは張っている。良く言えばHiFiと言う感じ。ただ、ヴァイオリンが強奏になるとキツい感じもある。
どちら?となれば三極管アンプを選ぶのだが、メインのDS‐3000となると話が変わる。
三極管アンプは神経質になり物足りないが、‐PPTmonoではHiFiに濃いめの音色が乗り、私好みの音になる。
以前は音色を重視してたが最近は音場・低域の出方を見ている。
低域を少なくすれば中域の明瞭度が上がる。が、これは本来の音ではないと思うようになった。これをやるのはちゃんとした、まともな音出しおよび設計・製作が出来てからやることと思う。
あと、三極管アンプはSP端子を追加して8Ωを使えるようにしよう。
20210408