analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

SP‐50を引っ張り出す

2021-04-22 00:08:50 | SP‐50

スピーカーのARをどかしてサンスイのSP‐50を出してきた。

アンプの8Ω出力を使うため、アンプはEL34PPULのミューラード型に交換。MfD‐4。

電源を入れたら電源トランス一次側で1.4Aほどまで上がって焦った。

ステレオタイプなので当たり前か。

最終的にはほぼ2A。

鳴らしてみると、下よりの音がでた。もっとパリッと鳴ると思ってたが、ほの暗い感じになった。

あれ?

低音も結構バンとなる。量感は十分だが、ARはもっと下のブォンが出たが。

アンプとの組み合わせも在り想像してたより全く反対の音が出た。

音色と言うか肌触りはARの方が良いな。

MfD‐4のまま、AR‐4Xに戻した。

なら、という事でメインの真空管アンプも使ってみた。

 

 

今回鳴らしてみて、検討にまずSP‐50は音色が良くないので外す。

EL34PPULも音色がきついので外す。

この二つは音色が共通な感じだ。

 

よってAR‐4Xで三極管アンプとメインのアンプの比較になる。

三極管アンプは音色が良い。歪感がなくビロードの様な心地よい。これがタノンイで出る音が良いと言われるのが想像できる。

EL34PPTmono(メインの真空管アンプ)では‐PPULよりは音色はきつくないが三極管アンプよりは張っている。良く言えばHiFiと言う感じ。ただ、ヴァイオリンが強奏になるとキツい感じもある。

どちら?となれば三極管アンプを選ぶのだが、メインのDS‐3000となると話が変わる。

三極管アンプは神経質になり物足りないが、‐PPTmonoではHiFiに濃いめの音色が乗り、私好みの音になる。

 

以前は音色を重視してたが最近は音場・低域の出方を見ている。

低域を少なくすれば中域の明瞭度が上がる。が、これは本来の音ではないと思うようになった。これをやるのはちゃんとした、まともな音出しおよび設計・製作が出来てからやることと思う。

 

あと、三極管アンプはSP端子を追加して8Ωを使えるようにしよう。

 

20210408

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