analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

波形を見てみた(歪っぽいその3/8)

2021-04-26 00:09:30 | アンプ

歪率を見た限り問題無さそうだが、波形がおかしいと思う。

以下全部1kHzにて観察した。

 

線が複数ある。

プリのみの矩形波が変形(sag)。

プリとパワーを繋いで測定すると矩形波が変形。

最後のこれがひどい。

一個一個波形を見るとそんなに悪くないんだよな。

アッテネーターボックス単体の波形。

これは線が2本見えるが、アースを外したら薄い線が消えた。

さすがに矩形波は綺麗。

アースの取り方に不安が有ったが、大丈夫そうだ。

次にパワー単体の矩形波。

なのにプリとパワーを繋ぐとおかしくなる。

 (再)。

 

うーんなんだろう。

オートバランス回路とバランス出力は相性悪いのか?

んなワケないか。

どうしようもない(藁をもつかむ思い)ので終端抵抗を付けてみるか。

ラジ技の定数にしてみる。グリッド抵抗を82.5kHzと終端抵抗20kHz。

交換したら変な線は前にもどったんだけど、実はこの時5687のカソード抵抗のハンダもやり直した

なので、グリッド抵抗が原因ではない気がしたので4.7kΩに戻した。

 

 

この変な波形はオシロの接触不良だったかもしれない(何回もグリグリやったんだけどな)が、ハンダ不良が原因だったとも思う。どっちだろう?

いままではハンダ不良なんて気になんなかったんだけどな。腕が落ちたかな?システムの感度が上がったからだと思うのだが。

一緒にバランス接続をアンバラに戻した。

 

音出ししてみたが、良くなったかなー?っと思ったが、やっぱだめだ。

ハンダ付けに自信が無くなってくる。

 

20210411


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2 コメント

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Unknown (ED)
2021-04-29 09:28:54
遅いレスですみません。

プリとパワーを繋いだ時の波形を見ると矩形波の右肩がなくなっていますが、これは低域がかなり減衰している状態ですね。

この原因としては、前にも書きましたがプリOPTの二次側下半分のショートではないかと思います。

二次側の半分がショートすると音は出ますが、5687の負荷インピーダンスが下がって歪が多くなり、OPTの磁気飽和が発生して低域特性が悪くなっているような気がします。

RCAでアンバランス接続をするのなら、OPT二次側とIPT一次側のセンタータップには何も接続しないようにしてみてはいかがでしょうか。

センタータップ以外の端子のどちらかを、アースすることになります。

参考にしてください。
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オシロ矩形波 (soruboseinn)
2021-04-29 13:24:42
EDさん、こんにちは。

矩形波の傾きは「低域の減衰で普通に起きること」とネットのどこかで見ましたのでそのままでした。ただ、前は1kHzではなんなかったよな~とも思いましたが、対策が解らずじまいでした。

アンバラの時はパワーもCT配線を変えてます。逆も同じです。
(バランスをアンバラで受けると出力が下がるとか聞きましたので)

実は最近(また性懲りもなく)トランスの電圧と電流を測定しまして、5687の片ユニットがおかしい現象が起きました。
トランスのB-P1間で発振器出力無しなら交流電圧が動いてしまい、発振器出力を上げると戻る、という現象です。
出力インピーダンスを測ったら半分になりました。

真空管を左右入替えたら電圧は戻りましたが、もう少し見て見ます。
この辺は10日後ぐらいに記事にアップします。

いつも有意義なコメント有難うございます。
コメントが遅くなっても全く問題無いです。謝らないでください。
adminですので通知が来ます。
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