analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリアンプ 内部抵抗

2020-01-30 00:05:14 | CfD-4 (オートバランス)

前回、Ip 11.67mA、Ep 225V、Rk470Ω、内部抵抗rp2.93kΩで終えた。

そろそろ部品を注文しようと思ったが、欲が出て来た。

抵抗を450Ωにしたら?組み合わせで470Ωに5kΩをパラうと450Ωに下がる。

これでrp2.82kΩまで下がった。

 

寝る前考えた。

Ep電圧を高目に拘ってたが、一回下げてみるか。高圧は歪が少ないというイメージが有るが、5687は電圧が低い方がμが高い。そしてrpが低くなる。

450Ωだったカソード抵抗を360Ωにして色々プレート電圧を振ってみた。

180Vを切ったころ、初段の12AU7の電圧を大体合わせ(高目)、内部抵抗を算出したら2.55kΩまで下がった。

OPTによって電流を制限されるというのもおかしいが、ライントランスは大体この位が最大電流なんだよな。

最終的に、Ip 10.97mA、Ep 183V、Rk360Ω、内部抵抗rp2.55Ωで終えた。もう少し追い込めるが、これならほぼマッチングだろう。

鳴らしてみた。

普通の音になった。NP‐126の時は少々ダンゴ、TSMでrpが高い時は広がって良かったが、なんか薄いかも知れない。よって今回の値だが、なんとなく予想はついていた。

中庸の音。空気に溶け込んでる感じで、威圧感も存在感も無い。

これはこれで新しい音だ。

そして、あろうことかハムがほとんど気にならなくなった。

しかし、音が弱い。ここまで内部抵抗を下げる前の方がかっちり感が有った。

やはりある程度、電圧を上げて、できれば電流を増やした方が音は良いかも知れない。

まあ、気は済んだ。

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