analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

投稿テスト 要点だけにしてみた。

2020-01-27 00:26:24 | プリアンプ

この一週間の結果を纏めた。

5687の内部抵抗は3kΩ。今使ってるNP‐126は10kΩで使っている。

これをTSMのトランス:5kΩした。

NP‐126:濃い目の音色。電圧伝送よりは広がらないが、音色は自然。

TSM:音場が広がった。NPより薄めの音だが、一音一音が浮き上がる。マッチングはこちらのほうがいいが、ちと行き過ぎの感もある。

NP‐126 10kΩ ⇔ 5687 6.6kΩ ⇔ TSM  5kΩ

TSMが低いので、5687の内部抵抗を下げる。

電流を増やし、計算上5.9kΩ(PP)位になった。

音がよくなった。

以上。

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プリアンプのOPT変更5 交流点火に戻す

2020-01-27 00:05:12 | CfD-4 (オートバランス)

少し大きめで音出ししてみた。

良さそうだ。思い込みもあるかもしれないが、良い。

ただ、高音がざらついてる。声も時々ざらつく。

アンプが冷えてるからかな?と思ったが、段々気に付くようになってきた。

30分も鳴らしてるが、やっぱダメかも。

歪みっぽい。出る音はちゃんと出て、今までに無い解放された感じで良い。低音もどん、というのは無く、なにか出てるな、と感じるだけの私好みの音。

やはり、電流流し過ぎかな。第一アンプが破綻しそうで落ち着いて聴いてられない。

もう少し上手く行かないかな、と定数を変えてみた。

5687の電流を下げて歪っぽいのが無くなるか?

ドロップ抵抗とカソード抵抗を換えてみた。真ん中の抵抗は、コンデンサー(後ろの青い物)をパラで使ってるので間に抵抗を挟んでπ型フィルターにしてみようと思った。抵抗値の変更も楽になった。

13.49mA

12.94mA

12.53mA

11.06mA

途中、初段U7も少し電流を増やしてみた。

最終的に10.90mA、プレート電圧Ep225V とした。この時カソード抵抗Rk470Ω。内部抵抗rp2.98Ω。結構高くなった。

もう少しRkを下げて電流が減らないようにEpを下げてもrpは下がるハズ。なのに抵抗の手持ちがない。

400Ω位が有ればいいと思う。

試聴してるのだが、良い感じだ。音離れが良い。

 

 

計算方法だが、動作例からEp250Vと180Vの中間215Vの時のIp、rpをそれぞれ比例で出す。

そしてその電圧の時の内部抵抗rp’=rp×(Ip/Ip’)^(1/3)により算出。Ip’はRkの電圧の値より計算した値とした。

合っているかは分からないのだが・・・。

 

それでもどうもプレート電流が低い気がする。もしかしてヒーターの電圧が足りないのかも?交流点火にした時5.7V程にしかならず、一割ほど定格より低い。

ヒーターの所為で内部抵抗が下がらないのは本末転倒、ハムは覚悟の上、直流点火を交流に戻してみた。

最終的に 11.67mA(5%ほど上がった)、プレート電圧Ep225V とした。Rk470Ω。この時内部抵抗rp2.93Ω。少し下がった。

 

 

いまはこんなものだろう。

この数字(測定値)を見て音を判断するきらいが私にはある。音が良くても測定値が良くないと飽きてしまう。

まあでも少なくともNP‐126の時よりは良い。トランスを通れば押さえつけられたような音になると思ったが、そんなことは無い。そんな音は放送局で通用するとは思えない。

ただ、ハムが有る。AC点火によるハムの増加は感じられない。左から聴こえるのでOPTがACコードの影響を受けてるのだと思うのだが。TSMはむき出しだし。

トランス、楽しい。交流で動作、ってのが問題なんだな。

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