analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

配置替え4 メインスピーカーを鳴らす。

2020-01-16 00:05:56 | セッティング

先日、プリの必要性確認のため、電圧伝送システムを鳴らした。殊の外良く鳴っていた。

メインの電力伝送システムの音が気になって音出しをしてみた。

ラックを替えてから初めてDS‐3000を鳴らした。

結果はこじんまり。あれれ?こんな音が良いと思ってたのかな?

中心から音が鳴っていて、音場の外側、枠の情報は希薄だ。

何重にもカーテンがぶら下がってるような抜けの悪さ。いや、悪いわけでは無く・・・悪いんだ。ただ、ノイズ感は無い。

遠い昔コンサートを聴いたような感じ。

対して電圧の方は、音場の抜けは良いのだが、何かしらノイズ感が有る。

音場は「左右はここまで出るぞっ」と制限掛けられたような、周りから囲い込まれるような心地良さが有る。

楽器のリアルさは若干落ちる。なにか違うもの、を聞かされてるような・・・そんな気がする。

電圧伝送は、オーデイオ的な快感が有る。

電力伝送は、曲を聴いてる満足感が有る。

どちらが好みか?電圧電送。ええ?今更それ言う?

やはりトランスを二個も通したら、こうなるわな。

ただ、プッシュプルのバランスが取れてると思う。プリはオートバランス回路、パワーはトランスによる位相反転・バランス巻きOPT。

多分音の安心感が良いのだ。電圧伝送は不安感が残る。

中々面白い二組のシステムだ。

 

電力の方を少し音量を上げてみた。

独特の音場。両サイドに広がるのではなく、中心奥へ行くような感じ。

空気感は希薄だけど、空間感が少しある。ああ、これで十分だ。

コメント