前回、Ip 11.67mA、Ep 225V、Rk470Ω、内部抵抗rp2.93kΩで終えた。
そろそろ部品を注文しようと思ったが、欲が出て来た。
抵抗を450Ωにしたら?組み合わせで470Ωに5kΩをパラうと450Ωに下がる。
これでrp2.82kΩまで下がった。
寝る前考えた。
Ep電圧を高目に拘ってたが、一回下げてみるか。高圧は歪が少ないというイメージが有るが、5687は電圧が低い方がμが高い。そしてrpが低くなる。
450Ωだったカソード抵抗を360Ωにして色々プレート電圧を振ってみた。
180Vを切ったころ、初段の12AU7の電圧を大体合わせ(高目)、内部抵抗を算出したら2.55kΩまで下がった。
OPTによって電流を制限されるというのもおかしいが、ライントランスは大体この位が最大電流なんだよな。
最終的に、Ip 10.97mA、Ep 183V、Rk360Ω、内部抵抗rp2.55Ωで終えた。もう少し追い込めるが、これならほぼマッチングだろう。
鳴らしてみた。
普通の音になった。NP‐126の時は少々ダンゴ、TSMでrpが高い時は広がって良かったが、なんか薄いかも知れない。よって今回の値だが、なんとなく予想はついていた。
中庸の音。空気に溶け込んでる感じで、威圧感も存在感も無い。
これはこれで新しい音だ。
そして、あろうことかハムがほとんど気にならなくなった。
しかし、音が弱い。ここまで内部抵抗を下げる前の方がかっちり感が有った。
やはりある程度、電圧を上げて、できれば電流を増やした方が音は良いかも知れない。
まあ、気は済んだ。