analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

トランスのターミネート抵抗について。

2020-01-14 00:04:48 | アンプ

先日購入した真空管のショップは、WEC‐α1FBALを製作したところで店主の平野さんはトランスの専門家。

ターミネート抵抗と周波数特性の関係を聞こうと思ったのだが、思いとどまった。

 

トランスの周波数特性は良くない。高域も低域も減衰する。

抵抗は周波数特性は理想。

これをパラえば良いとこと悪いとこの折半?

そうか、低域が伸びるのはターミネート抵抗を通った信号なんだ。

トランスで増幅(インピーダンス変換)するか、抵抗で周波数を伸ばすか、これの折り合いなんな。

私の嫌いなHPにもあった。「~そして音量の一番上がるところにする」。

ターミネート抵抗は、低域の伸びと音量をはかりにかけ、良いところ、妥協点を探す。一般には巻線と同じ値の抵抗値と言われることが多いが、大体はそれでいいと思う。不満が有れば変えてやる。

 

ということで質問は無くなったのだが、トランスというのは不完全なものなんだな。

理想のトランスって、なんだろう?

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