先日購入した真空管のショップは、WEC‐α1FBALを製作したところで店主の平野さんはトランスの専門家。
ターミネート抵抗と周波数特性の関係を聞こうと思ったのだが、思いとどまった。
トランスの周波数特性は良くない。高域も低域も減衰する。
抵抗は周波数特性は理想。
これをパラえば良いとこと悪いとこの折半?
そうか、低域が伸びるのはターミネート抵抗を通った信号なんだ。
トランスで増幅(インピーダンス変換)するか、抵抗で周波数を伸ばすか、これの折り合いなんな。
私の嫌いなHPにもあった。「~そして音量の一番上がるところにする」。
ターミネート抵抗は、低域の伸びと音量をはかりにかけ、良いところ、妥協点を探す。一般には巻線と同じ値の抵抗値と言われることが多いが、大体はそれでいいと思う。不満が有れば変えてやる。
ということで質問は無くなったのだが、トランスというのは不完全なものなんだな。
理想のトランスって、なんだろう?