イソブチレンと少量のイソプレンを低温重合。少量のイソプレンを共重合すると、通常の加硫となる。 ブチルゴムの特徴は、気体透過性が小さい。メチル基をもった主鎖の分子運動性が少なおので、汎用ゴムより、窒素や酸素の透過率が1/10以下。主鎖に二重結合が少ないため、熱、日光、オゾンに対して強い、非極性であるので電気絶縁体と耐コロナ性にすぐれる。特殊ゴムともいえる。
購入したものはスリオンテックの50mm×20m?×1mmの物。
特性のうち圧縮耐性が良くないが、これはこのゴムの防振性を表してるのかと思う。
粘着性が有り、金属などに張り付ける。ロクハンのフレームはプレス成型のようだが、防振で貼ってるが効果のほどは分からない。
弾性体は変形にて振動を吸収するものと思われるのだが、弾性体にも適正荷重が有るのではないか?余り荷重を掛け過ぎると弾性体が剛性体に近くなり振動を吸収しないのではないか?
スピーカーキャビネットやターンテーブルキャビネットは動いてはならないと考えてたので、以前は動かないようにブチルゴムにかなり荷重を掛けてたが、最近はこれは間違いでは無いか?と思うようになった。
となると真鍮のような剛体のインシュレーションはどんな働きがあるのか?となる。が、この考察は未来に取って置く。