analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TAC-1その5

2014-05-01 00:22:56 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

入力段を見ていて思いつく。入力に発振防止のフィルターが付いてる。故上杉さんが音作りに使ったと思われる。これをバイパスする。

何やら寄生発振防止とからしいが、ちょい聴き、なんか高音が濁ってそう。これから気合い入れて聴き、判断する。

それからボリュームを代える。同じ回路で作り直す予定なのでRK50は外し、東京光音2CP2500に。以前は中音が引っ込んだ乾いた音に聴こえたが、この回路には相性がいい。抜けがイマイチだがなめらかである。

さてその音だが、まずはNS690Ⅲで。とても良い。予想はフィルター外しによる抜けの向上だった。実際は、なめらかというのもあるが、濃くなった。下も迫力が出る。「ズン」という地響きのような音は実際には無い音と思うが、出てくるとうれしい。DS3000で聴くのが楽しみである。気になってた「発振」も感じられない。何がいいかというと、以前感じられたしゃきしゃき感。高解像度の表れかと思ってたが、なめらかになった。高域がおとなしくなったかもしれないが。 スピーカーのせいかもしれないが、音が生き生きとする。わくわくとし、体が勝手に・・・までは行かないが。まあ、このスピーカーをここまで鳴らすのもアンプの力かと思う。 

最近音が良くなった。さすがに抜けはイマイチだが刺激的な音がせず、なめらか。SPからの音離れもよい。アバド&ポリーニ#バルトークでは、録音も良いのだろうが、以前JBLで聴いたスピーカーから「箱に詰まったような」、ぱかっという音が出た。 このJBLのような音は、大口径WFと高級Trアンプでないと出ないと思ってた。重量級のアラミドハニカム振動板では無理だと思ってた。 先日交換したカソードパスコンの電解コンデンサも嫌な音を出さないようである。最近パーツの音の違いが出ない。

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