CRタイプのフォノイコでこんなに変わるのであれば、と今度は禁断のマラツンタイプに挑戦。パーツは海神無線の主人に聞いて集めた。回路は故上杉氏が安定のためと初段のPFBコンデンサを100→40㌰Fに変更した物TAE-3。NF型にある変なエコー感、これはNF特有の位相ずれと思う。最初は素直に音が出ると思った。世の中の市販の半数以上がCR型なのが疑問だったがなんとなく判ってきた。もっとパーツを奢ってやれば変わるかもしれない。像がはっきりしない。幽霊の様。私はもともとSP片方逆相の音も大好きなのでしばらくこれを使っていた。~貴婦人の様な・・・設計者は確かそんな表現をしてたがまさにその通り。幻想的な感じがしてえらい気に入ってた。
しかし、この音が正しいと確信を得るために作ったLCRフォノイコの為に考えが一転した。