国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2018-12-03 09:20:26 | Weblog
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明治政府の密偵を斬り、武器庫に火を放った時点で政府との衝突は避けられなかったのだろう。西郷が恭順の意を示しても、実行犯は捕えられ江藤新平のようなむごたらしい扱いを受ける。その事態を私学校は静観できないだろう。だからと言って、西郷に勝算はあったとは思えない。それは熊本城を落とせなかったときに確信に変わったのだろう。「西郷は負ける気はなかった」のではないかとの分析もあるが、安泰な明治政府を作るうえで自身の死は不可欠だったと見ていたのではなかろうか。そして、大久保の血も。そういえば、西郷隆盛最期の地はてっきり田原坂だと信じ切っていたが。