札幌地下街でのもの。勉強が嫌いな学生、失敗から学べない社会人、いずれにしても耳の痛い言葉だ。しかし、最近の脳生理学では、人間は失敗を繰り返すことにより脳の安定を得ているという研究が行われているそうだ。つまり成功とは迷路の中を彷徨った結果のたった一つの解になるが、失敗に至る過程は無数にあり、それを見ることで、知的好奇心を満足させているというもの。確かに思い当たる節はある。
ゴルフは人間性が如実に現れるスポーツ。自分の不甲斐なさを第三者にあたる、林の中で1%の可能性に賭ける、パーを取れなくても安全策しかとらない、高慢ちきなプレーヤー等など。この本はゴルフ場での人間模様をキャディさんの目を通して書いたもの。実は著者の桝潟さんは、もう定年退職されましたが、僕がメンバーになっているゴルフ場でスタートをしていた方で、当時からこの本の中にあるようなお話を色々聞かせていただいてました。今回の出版は2冊目ですが、お元気そうで何よりです。
竜巻の被害でこれだけ多くの犠牲者が出たのは国内では初めてだろう。事務所がプレハブだった事が災いしたのか。2001年の夏、北竜町を襲った竜巻の被害で現場に入った。直径が1メートルもの巨木が根本から折れ、数十本のコンクリート製の電柱がドミノ倒しのような状態になり、軽乗用車は70メートルも飛ばされた。想像を超える惨状だった。今回はその被害をはるかに超えるものになった。自然災害に対する無力を痛感する。
歴史学者の間では、開戦を決定的にしたのは在米日本資産凍結というのが常識的ですが、この本では対日石油禁輸としています。また聖断を仰いだ鈴木貫太郎にも瑕疵があったと。このようにところどころに分析の相違が見られます。まあ、読の本ですからね。
知人から頂戴しました。製造元は清酒鬼殺し、国稀で有名な増毛町の国稀酒造。ここで焼酎を造っているなんて初耳でした。何でも戦中まで販売していたものを今回復刻させたとのこと。酒粕から抽出したとあって味は濃厚。さてこの社名と同名の国稀ですが、日露戦争で203高地を攻略した乃木希典大将の一字を頂戴して商標登録したとのこと。しかしそのまま使用するのはおこがましいと判断、のぎ辺(乃木へん)を付けたそうです(国希酒造としたのはあとの事)。歴史も味わえる一品でした。
東京オリンピックの開会式が行われた10月10日は晴れの「特異」日。統計的に高い確率で出現する天候の事をそのように表現するが、11月3日も晴れる確立が高い日だそうだ。札幌の今現在は雲に覆われているが予報は晴れ、気温も10月上旬並みの17度予想。今日は文化の日。現憲法が発布されて60年になる。安倍総理は海外メディアとのインタビューで第九条を時代にそぐわない、世界的に見ると「特異」だとし憲法改正に前向きな意見を発した。世論調査では毎年、改正賛成派が延びてきているが、戦争放棄を「得意」にする国があってもいいような気がするのが。(オチがいまいちでした)
ファイターズの優勝パレードは18日、JR札幌駅を出発し、駅前通りをススキノまで約1時間をかけて行われますが、先導するのは写真の「道新ぶんぶん号」。この車両は小生が車種の選択、設計、仕様までかかわり一昨年導入したもの。やっと迎えたわが子の晴れ舞台ってところでしょうか。ところで主催者は25万人が訪れるのではないか、と予想していますが、本当に集まるのでしょうか。ちなみに中日のパレードの先導車は「中日(新聞)ドラゴン号」です。