朝日新聞18日夕刊のコラム素粒子で、最近死刑執行が増加傾向にあることに触れ、鳩山法相を「永世死刑執行人」「死に神」と揶揄したことに波紋が広がっている。法相は20日の記者会見で怒りをあらわにし、事務所は正式に抗議することを検討。アルカイダなどの失言が多く、バッシングの対象になりやすいキャラだが今回は閣内や国民からど同情の声が上がっているようだ。外相からは「法の守り神」と激励され、朝日には2000件もの抗議の電話が寄せられた。朝日は「鳩山氏や関係者を中傷するつもりはありません」とコメントしているが、批判した内容であることは逃れようがない。21日の素粒子では「表現の技量をもっと磨かねば」と問題をはぐらし結んでいる。確かに就任以降死刑は増えていることは事実、また執行された受刑者の名前の公表も鳩山氏が始めたもの。だが法制度として存在している以上法相命令を下さなければならない。個人的な理由により命令書にサインしなかった歴代よりはまし。朝日の編集綱領に「品位と責任を重んじ、清新にして…」とある。今回は少々下品だった。
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