国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

来期の日ハム

2014-12-18 09:16:31 | Weblog
ベテランの大引、小谷野のFA移籍は守備面で大きな痛手となる。来期の日ハムの惨状は容易に予想できる。スモールベースボールを標榜し、守備のリズムから攻撃につなげるチームだったはず。二人の移籍はチーム戦略を根本的に考え直さなくてはならない事態だ。さて昨年FAでソフトバンクに移籍した鶴岡は、日ハムから年棒現状維持、1年契約を条件にされた。自身最高打率を達成したにもかかわらずだ。一方ソフトバンクは年棒1億3年契約、この条件提示で移籍しない選手などいないだろう。逆説的に日ハムは積極的慰留を行わなかったといえる。大引はコーチから試合中軽視されたとしか思えない言葉を聞き、さらに残留を強く求める言葉も聞けなかったことが移籍の理由だったといった。打撃好調だった小谷野もベンチを温める機会が増えたことが移籍を決意させた。FA以外でも糸井との交換トレードで獲得した赤田が引退、木佐貫は今期全く戦力にならなかった。かたや首位打者である。誤算と企業プライドをかけた代償は大きすぎる。
評判になった「日本ハムに学ぶ 勝てる組織づくりの教科書 」。そこにどっぷりと浸りきっていたのだろう。ある程度成績を残せば、ファンは見限ることはないのだと。しかし、観戦者数は毎年減り続けており、ファンはその理由に、主力選手の流失を上げる。成績主義の陥穽がそこにある。考えてみてもらいたい。

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